2016年以降も日本でF1中継が継続されるのか未だに明らかになっていないが、これについてフジテレビがオートスポーツwebの取材に答えた。

 1987年から日本のF1中継を担ってきたフジテレビは、2014年にFOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント)と2年間の契約延長で合意し、昨シーズンまで全セッションをCS、BS放送を通して日本の視聴者に届けてきた。

 しかし、2016年以降については今現在も同社からのアナウンスはなく、F1中継のメインであるCS放送の番組欄には例年のようなオフシーズン企画の番組も組まれていない。
 そのためファンの間では、「今年からF1が観れなくなるのでは……」と心配する声が広まっており、世界的なF1人気の低下や、先日報じられた英BBCのF1中継撤退といったニュースも、ファンの懸念に少なからず拍車をかけている。

 そうしたなか、フジテレビはオートスポーツwebの取材に対して、次のように答えた。

「現在交渉中です。まもなく、放送に関して何らかお知らせできると思います」

 このコメントから、今後数週間のうちに16年以降のF1中継に関する答えが出ることになりそうだが、交渉中という内容からは、フジテレビ側に放送継続の意志があるとも読み取れる。ただ、実際にどのような形となるは発表を待ってみなければ分からない状況だ。

 今回のように、フジテレビの発表が年明けにずれ込むことは過去にもあったが、今回に限っては例年とはかなり事情が異なっている。

 今月15日(金)発売の本誌『auto sport』(No.1423)は、FOMが2014年10月に、FOXスポーツ・アジアと「アジア諸国におけるF1中継の包括的な放映権を16年から7年間延長」したことをもとに、今後の日本のF1中継について関係者などの話を交えながら詳しく報じている。
 本誌は、今後もフジテレビがF1中継を継続することは可能としているが、FOXスポーツ・アジアとの交渉が鍵になっているとみられている。

 フジテレビを通してF1を見続けてきた日本のファンとしては、彼らからの“まもなくのお知らせ”が吉報であることを願うばかりだ。

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