F1第11戦ヨーロッパGPの予選の結果を受けて、ブリヂストンが浜島裕英ブリヂストンMS・MCタイヤ開発本部長のコメントを発表。トラックコンディションの向上により、金曜日よりもスーパーソフトタイヤがよりレースでの使用に堪えうるものとなったとしている。

 以下は、ブリヂストンからリリースされた浜島本部長のコメント。
「午前中のプラクティスで30分ほど走行時間を失ってしまったものの、コース状況がよくなったことが確認できた。トラックコンディションの向上によって両方のタイヤともパフォーマンスがよくなったので、自信を持って明日を迎えることができる。KERS搭載車がポールを獲得したことは、非搭載車がスタートで前に出ることは難しいと思うので、興味深いことだと思う」

「(レースでのタイヤ戦略について)スーパーソフトタイヤはソフトタイヤよりも0.3〜0.4秒ほど速いが、横方向のグレイニングに弱い傾向が確認されている。今日のトラックコンディションの向上によって、昨日よりもスーパーソフトがレースでの要求に応えることができると思うので、実際、明日の戦略の選択は興味深いところだ。本日のGP2のレース戦略データも分析したい。天候に関してはレインタイヤは決勝で必要になることはないと思う」

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