30日、スーパーGT第6戦インターナショナル鈴鹿1000kmが幕を開けたが、このレースに臨むスーパーGT500クラスのホンダNSXコンセプト-GTが、2014年に限り一度だけ指定された部位に関して改良を加えられる“ジョーカー申請”を行い、リヤホイールハウス内に改良を施している。

 今季、DTMドイツツーリングカー選手権と車両規定を統一化したスーパーGT500クラス。車両は多くの共通パーツが使用されているが、メーカーで開発できる部分もあり、各メーカーの個性が現れている。ただ、これらはすべてシーズン開幕前にGTAにJAF-GT500車両として登録され、それ以降は原則として、昨年までのようにシーズン中に改良を加えることができない。これはDTMも同様だ。

 ただ、この車両改良についてはGT500車両の場合例外があり、ひとつは高速コースである富士スピードウェイ用の“ロードラッグ仕様”のための『低ドラッグフリックボックス(フロントバンパー左右の部分)』の登録。もうひとつは車両製造者または輸入総代理店による提出された誤った情報の誤記訂正(ER)、構成要素の変更による正常進化(ET)という追加登録だ。

 これとは別に、新GT500クラスの車両が今季初年度にあたるため、ER、ETに当てはまらない中でも、フリックボックス、前後ホイールハウス内で、改良を一度だけ行うことができる『ジョーカー申請』というものが存在することが8月に明らかにされた。ジョーカーはトランプで言う特別なカードで、切り札の意味を持つ。ジョーカー申請は一度行使すると、元に戻すことはできない。

 すでにニッサンGT-RニスモGT500がこの権利を行使し、第5戦富士で前後ホイールハウスを、第6戦鈴鹿でフリックボックス部分を改良してきたが、登録品目一覧の中に、ホンダNSXコンセプト-GTについても8月7日付けで『13/ 06 ER(JOKER)』として、リヤホイールハウスについての記述が加えられていた。

 鈴鹿に姿を現したホンダNSXコンセプト-GTのリヤホイールハウス内を見ると、前端下部に3本のステーに支えられた曲面状のプレートが見て取れる。これは今までのラウンドではなかったもので、この部分が改良箇所とみられる。これにより、レクサス以外の2チームがすでにジョーカーを行使したことになる。

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