プレスインフォメーション
2011年10月02日

レースレポート: スーパーGT第7戦 オートポリス

コースとセッティングに悩み、911 GT3 Rはポイント獲得ならず

 ポルシェ AG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)がカスタマーレーシングチーム向けに製造、販売するFIA GT3規格に準拠したレーシングマシン、ポルシェ911 GT3 Rは、10月1日(土)から2日(日)に大分県のオートポリスにて行われたスーパーGT第7戦において健闘するも、マシンのキャラクターとはマッチしないコースとセッティングに悩まされ、ポイント獲得はなりませんでした。

 ここまで6レースを終え、ランキング3位でGT300クラスのタイトル獲得に望みをつなぐHANKOOK KTR(ハンコックKTR #33、影山正美/藤井誠暢)の911 GT3 Rは10月1日(土曜日)の練習走行では順調にプログラムをこなし、8月にオートポリスで行ったタイヤテストの成果が出たかに思われました。しかし午前から大きく上がった気温が影響したのか、午後の予選1回目ではタイムが伸びずに15番手で予選を終えました。

 10月2日(日曜日)14時から始まった決勝レースでは影山がスタートを担当するも苦しい走行が続く。それでもHANKOOK KTRはライバルたちがピットインをしていく間にジワリと順位を上げ、ポイント圏内までポジションアップ。中盤に藤井へドライバーチェンジした後は、一時トップグループと遜色ないタイムを叩き出すも上位との差は縮まらないまま17位でレースを終え、ポイント獲得には届きませんでした。

 同じく911 GT3 RでオートポリスにエントリーしたTEAM ART TASTE(チーム アートテイスト、#15、清水康弘/ティム・ベルグマイスター)も予選1回目から思ったようにタイムが伸びず13番グリッドからのスタート。スタートドライバーを務めた清水は着実な走りで後半スティントを担当するベルグマイスターにステアリングを託します。ベルグマイスターは18位でコースに復帰したあと、力強い追い上げで3台をパスするなど意地を見せ、15位でフィニッシュいたしました。

 一方、1回目の予選でトップタイムを記録、スーパーラップで3番手を獲得したポルシェ911 GT3 RSRの#25 ZENT Porsche RSR(土屋武士/都筑晶裕)は、中盤にはトップを走るなど快調な走りで見事5位にてチェッカーを受け、4戦連続での入賞を果たしました。 

 次戦、スーパーGT第8戦は、栃木県のツインリンクもてぎにて10月15日(土)、16日(日)に開催される予定です。

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