キミ・ライコネンは今はラリーを楽しんでいると断言したが、F1復帰の可能性を否定はしなかった。

 ライコネンは今年、シトロエン・ジュニアチームからWRCにフル参戦し、トルコラリーでここまでで最高位となる5位を獲得している。ライコネンが来季はF1に復帰するのかどうか関心が集まっている中、ライコネンはF1よりもラリーの方が楽しいが、だからといってF1復帰の可能性がないわけではないと述べている。

「この仕事も全体的な環境も大好きだ」とライコネンはオーストリアのクライネ・ツァイトゥング誌のインタビューに答えている。
「でもまだ学ぶことはたくさんあるし、向上したい。のんびりやっていたのではいい結果を出すことはできない」

 現実的な目標としてWRCのワールドタイトル獲得を目指すかと聞かれ、ライコネンは「誰にも先のことは分からないけれど、そうだね、それは夢だ。今は学習の時期だ。F1で学んだことも役に立つ」と述べている。
 ラリーとF1のどちらが楽しいかとの問いに対しては「ラリーだよ! 新しいチャレンジの連続だからね」と語ったライコネンだが、F1復帰の可能性について聞かれると、「もちろん、どんな可能性だってあり得るよ」と述べている。

 ライコネンのマネージャー、スティーブ・ロバートソンは、来季についてはまだ一切決定していないとコメントしている。
「来季についてはどのような方向性においても一切交渉は行っていない」とロバートソンはフィンランドのトゥルン・サノマット紙に対して語った。
「キミが自分がどうしたいのかを考える時がいずれ来るだろう」

 今季ライコネンはレッドブルのサポートでWRCで走っているため、来年はレッドブル・レーシングからF1に復帰するのではと推測されていたが、7日、同チームは2011年もマーク・ウエーバーとセバスチャン・ベッテルのラインナップを継続すると正式に発表した。

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