レガシィB4 GT300、ハイペースで走り6位完走
2011年10月16日(日) 第8戦 MOTEGI GT 250km RACE

10月16日(日)に栃木県のツインリンクもてぎで行われた2011 SUPER GT最終戦で、山野哲也・佐々木孝太組の「レガシィB4 GT300」は6位入賞を果たした。

土曜日の練習走行から公式予選を経て決勝レース日朝のフリー走行まで雨に見舞われたもてぎだったが、お昼から日がさしはじめ、53周のレーススタート前には完全にドライコンディションとなっていた。レガシィ B4のスタートドライバーは佐々木孝太。5番グリッドからスタート直後に1台をかわし4位に浮上すると、その勢いのまま2周目の第5コーナーでさらに1台をかわし3位に。3周目には全体のファステストラップを記録するハイペースで、5周目には2位までポジションアップに成功した。しかし、マシンの挙動に異変を感じた佐々木が9周を終えて緊急ピットイン。ピットクルーはホイールナットを増し締めしただけでマシンをコースに戻した。これにより大きく順位を後退することになったが、序盤の勢いそのままにプッシュを続け、35周を終えて山野哲也に交代。6位でチェッカーフラッグを受けた。この結果でドライバーズポイントを5ポイント追加し、シリーズランキング4位で2011年シーズンを終えることとなった。

R&D SPORTの本島伸次代表は、「クルマが仕上がっており、タイヤもマッチしていたので、イレギュラーピットに入って優勝のチャンスを逃したのは、残念です。しかし、ある意味不得意なこのもてぎでこのような走りができるのであれば、クルマのポテンシャルが上がった証拠だと思います。次のJAF GPでは良いところを見せて今年一年を締めくくりたいと思います」と語っている。

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