公式予選
SUBARU BRZ GT300、今季初ポール
5月31日(土)にSUPER GT第3戦の公式予選が行われ、#61 SUBARU BRZ GT300(佐々木孝太/井口卓人)が今季初のポールポジションを獲得しました。
これまでの9月から6月1日にオートポリス戦のレースカレンダーが変更となり、初夏を思わせる陽気のもとでの公式予選となりました。この日午後の気温は28℃で、路面温度は43℃にもなり、SUBARU BRZ GT300にとってはタイヤのパフォーマンスを十分発揮できるコンディションでした。Q1でタイムアタックを行ったのは井口で、セッション前半に早々とこれまでのコースレコードを約1.5秒縮める1分45秒711を出して首位になると走行を切り上げました。
決勝レースのスタートは予選を走ったタイヤが指定されるため、なるべく余計な摩耗は控えておきたいからです。Q1のトップ13が出走できるQ2は佐々木がSUBARU BRZ GT300をドライブします。佐々木もまた早い段階で井口のタイムを約0.4秒上回る1分45秒335を記録。ポールポジション獲得を確実なものにしました。佐々木がGT300クラスのポールポジションを獲得するのは通算11回目で、単独最多記録保持者となりました。
STI総監督の辰己英治は、「今回はフロントのダウンフォースを少し強めにする仕様で臨みました。それも好タイムをあと押ししたと思います。またドライバーがふたりとも早い時間帯にベストタイムを記録してくれたので、決勝レースに対してタイヤも温存できました。全く言うことないです。完璧でした」
佐々木孝太は、「GT300の最多PP記録は素直に嬉しいですが、今年はポールを取るより決勝レースで強いクルマに仕上げることがチームの目標です。明日のレースは天気もよさそうだし、タイヤをしっかりマネジメントしてSUBARU BRZ GT300をトップでゴールに運びたいですね」と語り、井口卓人は「僕は地元九州出身なので多くのファンの皆さんが応援してくださるので、全力で良い成績を目指します。でも明日の決勝は簡単なレースではないと思いますが、チームとよくコミュニケーションをとり、孝太さんと力を合わせて頑張ります」と話しています。
決勝
SUBARU BRZ GT300、悔しい2位表彰台
6月1日(日)に大分県日田市のオートポリスにてSUPER GT第3戦の300kmレースが行われ、ポールポジションからスタートした#61 SUBARU BRZ GT300(佐々木孝太/井口卓人)は2位で表彰台に上がりました。
前日と同様好天に恵まれたため、オートポリスには九州一円を中心に24,400名もの観客が集まり、賑わいを見せました。決勝レースでSUBARU BRZ GT300のスタートドライバーをつとめたのは佐々木孝太でした。佐々木は、オープニングラップでライバル達に遅れをとった前戦富士とは異なり、力強い走りで大排気量のGT3マシン達を相手に徐々に間隔を広げていきました。その後もタイヤのパフォーマンスを最大限に活用した佐々木は、29周目にピットインして井口に交代するまでクラスをリードし続けました。
しかし、ピットアウト時にバックマーカーに行く手を拒まれ、#61 SUBARU BRZを追って来ていた#55 CR-Zに先行を許してしまいます。後半を担当した井口は逆転を目指してプッシュしますが、あいにく他車のクラッシュでセーフティカーが導入され、オーバーテイクのチャンスは訪れません。リスタート後は再びトップ車両を追い上げる激しい走りを見せましたが、時間切れとなり2位でチェッカーフラッグを受けることとなりました。
佐々木は、「実に悔しいですね。でもクルマは完璧だったし、タイヤも使い切るまでパフォーマンスは落ちませんでした。井口も終盤にファステストラップを出したりして頑張っていました。次のレースも良い結果を出せるでしょう」と話しています。また、井口も、「優勝できず残念でしたけど、僕はポジティブな気分です。SUBARU BRZの速さを九州のファンの皆さんにお見せすることはできたと思います。次のSUGOでは勝利を目指します」と付け加えています。
STI総監督の辰己英治は、「ふたりのドライバーはよく頑張ってくれましたし、タイヤも十分性能を発揮してくれましたが、ピットイン前後の微妙なずれによって優勝を逃してしまい、とても残念です。そういったレース運びについては、まだ勉強する必要があります。でも方向性は間違っていないので、次のSUGO、そして鈴鹿ではチャンスをものにしたいですね」と語っています。
