全日本F3選手権 第9戦 決勝上位ドライバーコメント
■優勝:松下 信治
(HFDP RACING/Car.No7/HFDP RACING F312/HONDA MF204D)
「今週、調子はすごく良くて、クルマはトップレベルの仕上がりだったのですが、予選の1回目で4番手という不甲斐ない結果になってしまって……。昨日のレースに関しては自分のペースは良かったのに、抜くのに時間がかかってタイヤを傷めてしまいました。逆に今日はポールポジションで、ミスなく走れれば逃げ切れると思っていましたが、そのとおりになって良かったです。僕らのクルマはタイヤの保ちも良いですから、昨日のような激しいバトルさえなければトップレベルで走れるというのは分かっていました。金曜日にそれが証明できていたので、何も心配はなかったです。もてぎ以降の3戦は取りこぼしもあったのですが、今日の優勝で少し取り返せましたし、富士も調子良かったので残り3大会もトップレベルの戦いができるよう、自信を持って挑みます」
■2位:山下 健太
(PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No36/PETRONAS TOM'S F314/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「スタートはそれなりに良く決まったのですが、松下選手が少し寄ってきて行き場がなくなったのでアクセルを緩めざるを得ず、2番手で1周目が終わって……。そのままついていきたかったのですが、徐々に離されてしまいました。同じようなペースで走れる時もあったのですが、クルマのバランスが微妙な感じになり、その影響でタイヤもどんどん落ちていって離されて、そのままレースが終わってしまいました。金曜の走行からとりあえず上位にいましたが、確実に勝てる速さはなく、いろいろセッティングも試してみたのですが……。次のもてぎは松下選手が速いので、何か対策をして、よく考えて臨みます」
■3位:佐々木 大樹
(B-MAX Racing Team with NDDP/Car.No23/B-MAX NDDP F312/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「予選を失敗して7番手と不甲斐ないポジションからのスタートになり、序盤の5番手争いが長引いてしまったのが痛かったですね。その後、3台抜いて3位になることができたのですが。本当にクルマとしては一発の速さよりレースのペースがすごく良くて、トップグループにも引けを取らないし、後半はむしろ僕の方が速かったぐらいでした。次のもてぎに向けては、レースが速いという部分がすごい武器になって、その武器を持って予選でしっかり前にいられれば!今ランキングがトップから離れているのですが、残り6戦全勝するぐらいの気持ちで、チャンピオンを狙いに行きます」
■7位(N-1位):小泉 洋史 F3-Nクラス
(HANASHIMA RACING/Car.No6/Net Move Hanashima Racing/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「昨日のレースラップなどを見ても、変な問題さえなければ2番手に10秒以上の差をつけて勝てるんだ、というのが分かっていましたから、気持ちを落ち着かせて、今日のレースを迎えました。スタートはしっかり決まって1コーナーに向かったのですが、後ろから迎撃ミサイルが来まして(笑)。見えていたので、切り込まないで対処したのは良かったのですが、そこで三浦選手に行かれてしまいました。三浦選手のペースが良くて、正直言って最後まで抜けないかもしれないな、とも思ったのですが、何とか抜くことができて前に出ることができました。そのまま一気に引き離そうとプッシュしたのですが、全然離れなくて。私が大きいミスをしたら抜かれてしまうと思い、かなり集中して走りました。何とか今回、勝つことができて本当に良かったです」
■8位(N-2位):三浦 愛 F3-Nクラス
(EXEDY RACING TEAM/Car.No3/EXEDY RACING F307/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「今日はクラス5番手からなので厳しいレースになるかと思ったのですが、スタート自体はダッシュが決まったわけじゃなかったのですが、1コーナーで混乱があって。うまくすり抜けられたのは、ただ運が良かっただけなのですが、一気に1周目からトップに立つことができました。クルマのフィーリングも昨日より良かったですから、今日は行けるなと思いましたし、このままトップを守りたいと思っていたのですが……。徐々に小泉さんに追いつかれて、あっさり抜かれてしまいました。何とかその後チャンスをつかみたいと、ずっとプッシュしていたのですが、ついていくのが精いっぱいでした。でも、今週末は練習からクルマが決まらなくて、自分自身が沈んでいたので、エンジニアとかメカニックが盛り上げて、いいクルマを準備してくれたので、最後まで信じて走れましたし、また表彰台に立てて良かったです」
■9位(N-3位):湯澤 翔平 F3-Nクラス
(KCMG/Car.No19/KCMG F308/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「スタートの混乱をうまく避けることができず、順位を落としてしまったのですが、その後3番手に戻れて。必死に追い上げていったのですが、中盤あたりからフロントタイヤがまったく反応しなくなってアンダーステアが強くなり、特にセクター3が遅くなってしまいました。次回はそれを解消できるよう、ダウンフォースなどエンジニアとしっかりミーティングしてもてぎに臨みたいと思います。昨日のレースでもセットミスがあって、ちょっと賭けてみたのですが……。ただ、それによって方向性が明確に見えてきたので、あとはもう同じ間違い、ミスをしないで、ドライバーもしっかりトレーニングして技術を身につければ、次のもてぎでも表彰台に上がれるのではないかな、と思っています。」
