ザウバーの小林可夢偉が、9位でフィニッシュしたF1イタリアGPのレースウイークを振り返った。
可夢偉は、初日のフリー走行でメカニカルトラブルに見舞われ、ミディアムタイヤの走行に加えてレースに向けたロングランを行うことができなかった。そのため、予選前の60分というわずかな時間でマシンを仕上げることを余儀なくされた可夢偉は、ここでマシンのセッティングを大幅に変えることを決断したという。
「予選一発を決めるために、ちょっと乗りやすくしてウインドウを広げたんですけれども、この効果がありました」と可夢偉。
「Q2の2回目のアタックは、レッドブルのスリップもうまく使えたし、すべてがほぼパーフェクトに近かったです。Q3に入れて素直に良かったと思います」
しかし、日曜の決勝では8番手から9位でチェッカーを受けた可夢偉に対し、異なる戦略で12番手から2位表彰台を獲得したセルジオ・ペレスとの間でマシンのパフォーマンスに大きなギャップが見られた。
可夢偉は、フェラーリとの差から自身のレースペースがそれほど悪くはなかったとコメントしている。
「僕は中古のミディアムでスタートして、新品のハードタイヤにつなぐワンストップ戦略でしたが、結構ギリギリでした。ピットインするタイミングがあそこがワンストップかツーストップの境目だったんですけど、どちらのタイヤも厳しかったですね」
「結果的にあれだけ予選で速かったフェラーリに対して、20秒差でフィニッシュしているので、僕のペースがめちゃくちゃ遅かった訳ではないけれども、なぜもうちょっとペースが出せなかったのか、次のシンガポールに向けてしっかりと検証します」
