7日、ヘレスでのF1合同テストがスタート、小林可夢偉がザウバーC31の本格的なテストを開始し、マシンも新しいピレリタイヤもいい感触だったと述べた。
ザウバーは6日にシェイクダウンを行った後、7日に本格的なテストをスタート、初日に大きな問題なく106周を走行、可夢偉は1分21秒353で12人中7位となった。
「満足している」と可夢偉は初日の感想を述べている。
「新車の感触はいい。午前中に小さな問題があったけれど、今日はかなりの距離を走りこむことができた。今日はパフォーマンスを見せることではなく、システムチェックと信頼性の問題に集中した。それでも新しいピレリタイヤは僕らに合っているような印象を受けた。次のテストでもっとマシンの作業をするのが楽しみだ」
チームのヘッド・オブ・トラックエンジニア、ジャンパオロ・ダラーラは、この日のテストについて次のように説明している。
「テスト初日は有意義だった。マシンは信頼性を示し、いいスタートを切れたし、ロングランを何回か行えた。システムチェックはポジティブで、温度も問題なかった。タイヤとセッティングの評価のため、さまざまな燃料搭載量で走った。いくつかメカニカルな作業を行うとともに、新しい手順でのピットストップ練習も行った。終盤には燃料システムのチェックをした」
ザウバーのテストは水曜と木曜はセルジオ・ペレスが担当、可夢偉は金曜に再びマシンに乗る予定となっている。