F1第7戦カナダGPのフリー走行2回目は、マクラーレンのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。ザウバーの小林可夢偉は、6番手で初日を終えている。
現地時間14時に始まった2回目のフリー走行は事前の予想に反してドライコンディションでスタート。気温は22度、路面温度24度で上空は相変わらずの厚い雲に覆われていたが、結局予想されていた雨は最後まで降ることはなかった。
このセッションでは、セバスチャン・ベッテルやキミ・ライコネンをはじめとする数台が走り始めからスーパーソフトを投入し、ザウバーの2台も雨を予想して普段より早くオプションタイヤにスイッチ。フェラーリは午前に引き続きリヤのフロービズを繰り返し、新しく導入したエキゾーストレイアウトのチェックに励んでいる。
そんななか、序盤からセッションをリードしたのはマクラーレンのハミルトンだ。チームメイトのジェンソン・バトンがギヤボックスのトラブルでコースインできない中、ソフトタイヤを履くハミルトンは開始20分過ぎに早くも1回目に自身が記録したトップタイムを更新すると、直後のスーパーソフトランでもさらにコンマ2秒を短縮、その後のセッションも快調に周回を重ねていった。
一方、残り時間が40分に近づいたところでは、ウイリアムズのブルーノ・セナが最終シケインでミス。コントロールを失ったセナのマシンは有名な“チャンピオンズウォール”の餌食となり、マシンは大破。セナは無事だったものの、コース上には大量のオイルが漏れ出してしまい、赤旗が出てから10分近くにわたりセッションは中断を余儀なくされた。
残り28分から再開されたセッションにもバトンの姿はなく。マクラーレンは朝の段階でオイル漏れが見つかったために彼のギヤボックスを交換している。
結局バトンは残り18分でコースインを果たすと、なんとか14周を走行。その間に両コンパウンドを試す慌ただしい走りとなったが、最終的にはハミルトンからコンマ5秒差のタイムで9番手に飛び込んでいる。
ハミルトンはFP1に続く連続のトップタイムで初日を終了。2番手と3番手には終盤にタイムを縮めたフェラーリのフェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサが続き、ベッテルが4番手、5番手にはフォース・インディアのポール・ディ・レスタがつけた。
ザウバーの小林可夢偉は、午後も序盤から上位に名を連ねる好調ぶりでトータル37周を走行。トップのハミルトンからコンマ4秒差の6番手につけ、初日のプログラムを終えている。
