富士スピードウェイは、昨年9月の集中豪雨によって一時不通となっていたサーキットへのアクセス道路がこのたび全面開通したことを明らかにした。
昨年9月、富士スピードウェイがある静岡県小山町は台風9号による記録的な集中豪雨に見舞われ、各地で土砂崩れや道路の陥没など重大な被害が発生、サーキットへのアクセス道路も一時不通となった。
これによる影響は、国内最大の観客動員数を誇るスーパーGTをも直撃し、2010年9月11〜12日(日)に同地で開催される予定だったスーパーGT第7戦が中止に追い込まれている。
しかし今回、富士スピードウェイは、国道246号線の棚頭インターチェンジ〜富士スピードウェイの東ゲートを結ぶ町道(原向中日向線)が3月10日に復旧したこと受け、サーキットへのアクセス道路が全面開通したと発表した。
また、富士霊園へ向かう町道と東ゲート〜西ゲートを結ぶ町道の一部についても、今も決壊場所を避けて通る臨時の迂回路となっているとしながら、多くの来場者が見込まれるゴールデンウィークのスーパーGT第2戦(4月30〜5月1日)には大きな影響はないとしている。
一部迂回路についても、5月末迄には完全復旧する予定ということだ。
