スーパーGT第5戦インターナショナル ポッカ1000kmの決勝レースでGT500クラスの優勝を飾ったウイダー モデューロ HSV-010の山本尚貴&フレデリック・マコウィッキのふたりが、優勝の喜びを語った。
GT500クラス優勝:ウイダー モデューロ HSV-010
山本尚貴
「参戦4年目にして、ようやくGT500で勝つことができて、本当にうれしいです。勝てるチャンスが今まで何回もありながら、自分のミスで落としたレースも多かったのですが、クルマが速いこともわかっていたので、今日はミスのないようにベストを尽くしました。残り10周を切ってからは、これまでの悪いレースが頭をよぎったりもしたので、後ろの23号車を引き離すことに集中しました。最後の2周は身体が動かなくなるくらい緊張したのですが、こうしてようやく勝つことができて、これまでサポートしてくれたたくさんの人たちや、今年一緒に戦わせてもらっている童夢チームやミシュラン、そしてチームメイトのフレデリック選手に感謝したいです。今後のレースもベストを尽くします。そして、また優勝したいです」
フレデリック・マコヴィッキィ
「本当に最高の気分です。今シーズン、ヨーロッパから日本に来たのですが、1年目のシーズンはとても難しいと聞いていましたし、頑張るしかないと思っていました。セパンや菅生ではチャンスもありましたが、結果を残すことができませんでした。今回はホンダのサーキットで優勝することができて、本当に最高です。パートナーの山本選手も初優勝ということですし、僕にとっても忘れられない優勝になりました。これからも頑張って戦っていけば、チャンピオンを獲得することができるかもしれないので、とにかくレースでいい戦いをしていきたいです」