スーパーGT300クラスに参戦するJLOCは17日、今季の体制を明らかにしたが、長年チームに在籍した山西康司がチームに復帰。「新しい車で新しいチームメイトと結果を出す事を楽しみたい」と意気込みを語った。
山西は2003年にJLOCに加入し、ディアブロやムルシェラゴ、そしてガイヤルドとJLOCのランボルギーニを数多くドライブ。GTだけではなく、ル・マン24時間にも挑戦した。
そんな山西は2011年はJLOCから外れることになったものの、今季ライター・エンジニアリングが開発したガイヤルドLP600+ GT3を2台、これまでのガイヤルドRG-3を2台走らせることになったJLOCに復帰が決まった。
「まずは今年復帰するに当たって御尽力を頂きました関係者様、そして復帰への決断をしてくださったチームJLOCの則竹功雄代表へ、御礼申し上げます。新しい車で新しいチームメイトと結果を出す事を楽しむことを今年の目標にしたい」と山西。
正式には発表されていないものの、山西は昨年全日本F3でランキング3位だった山内英輝をチームメイトに、新型のガイヤルドLP600+ GT3をドライブする様子。山内のブログでも、「山西さんと協力し、チームに貢献できるように精一杯頑張っていきます」と記されているように、山西も「新しい車で新しいチームメイトと結果を出す事を楽しむことを今年の目標にしたい」と語る。
「今は英輝とレースをする事が楽しみだし、他のチームメイトと同じチームで過ごす事も楽しみ」
このコンビが現実となれば、JLOCのガイヤルドLP600+はエースナンバーの88号車が織戸学/青木孝行、もう1台が山西/山内組と、速さと経験を兼ね備える2台となる。今季のGT300勢力図に影響を与える2台になるのは間違いなさそうだ。
