現役GTトップドライバーでありながら、すでにレジェンド。前身のフォーミュラ・ニッポンで4度のチャンピオンに輝いた本山哲(スーパーフォーミュラ・アンバサダー)が、サーキットで目にしたドライバーの走り方、レースのポイントなどを毎戦、独自の視点で解説します。

 まずは今季開幕戦となった、鈴鹿での第1戦。本山の目に映った今季のパフォーマンス、気になったドライバーは……?

本山哲コラム:SFを読む。
第1戦鈴鹿編

S字で光ったホンダのメカニカルグリップ。ロッテラーの高い技術

 全体的に見れば、S字区間ではトヨタ勢よりもホンダ勢の方がメカニカルグリップが高いように見えました。それにホンダ勢の方がエンジンレスポンスが良さそうで走りやすそうでしたね。その中でもTEAM 無限とダンディライアンのクルマがアンダーが少なく安定していて、特に山本尚貴のクルマはS字2つ目のコーナリング中で横方法に対するフロントグリップが多く、S字の中間を駆け抜けるコーナリングスピードは抜群でした。

 あとはアンドレ・ロッテラー。S字ひとつ目の進入に入ってくるスピードは、どのドライバーと比較してもアンドレが飛びぬけて速く、ドライバースキルの高さが見て採れました。でも、その速い進入スピードに対して、クルマとタイヤのグリップは追い付いてなく、ややオーバードライブの印象。クルマのセットアップ、パフォーマンスより、ドライバーのスキルが上回っている状況でしたね。

 小林可夢偉に関しては、チームメイトの平川亮と同様にS字2つ目と3つ目でアンダーが強く、セクター1でタイムを稼げていませんでした。可夢偉はS字2つ目で外の縁石ぎりぎりまで膨らんでいたし、ギヤレシオもこの2台は他のチームと違っていて回転が低く、そのせいもあるのか、メカニカルグリップが足りないようでした。

続きは有料サイト「モータースポーツチャンネル」でご覧下さい。

山本、カーティケヤンにもあった、レースの勝機
新品3セットの戦い方、今後はレースでタイヤ無交換の戦略も
鈴鹿で注目したドライバー4人

本日のレースクイーン

村上楓むらかみかえで
2026年 / スーパーGT
埼玉GreenBraveサポーターズ
  • auto sport ch by autosport web

    20歳でスーパーGTの最高峰に挑む“新人”小林利徠斗に迫った『FORMATION LAP』2026年第1弾が6月5日に公開

    ふつうとちょっとズレてる──20歳で最高峰に挑む新人ドライバー【FORMATION LAP Produced by auto sport】2026 Episode 1

  • auto sport

    auto sport 2026年8月号 No.1622

    [特集]│多│角│検│証│
    なぜ、日本人はF1で勝てないのか?
    いつか夢を実現するために過去から学ぶ

  • asweb shop

    F速 Premium Vol.3
    角田裕毅 現在・過去・未来

    2,100円