今季スーパーGT300クラスでHANKOOK PORSCHEを駆りランキング2位となった藤井誠暢、またポルシェカレラカップジャパンを中心にスーパーGT300クラス、そしてWEC世界耐久選手権にスポット参戦を果たした小林賢二が、年明け1月10日〜12日に開催されるドバイ24時間に参戦することになった。
すでにマシンのエントリーリストは発表されていた2013年のドバイ24時間。ヨーロッパの強豪が多数参加することから近年人気の24時間レースとなっているこのレースに、日本からはすでにスーパーGT300クラスで活躍しているJLOCが参戦を表明。ランボルギーニ・ガイヤルドLP600+を織戸学、青木孝行、山内英輝、坂本祐也というメンバーでドライブする。
一方、新たに発表されたドライバーのリストをみると、JLOCとは別にふたりの日本人ドライバーの名が記されている。ひとりは藤井で、GTアジア等でもお馴染みのクラフト・ユーラシア・レーシングからアストンマーチンV12バンテージGT3で参戦する。
藤井はル・マン24時間のサポートで行われたイベントや、マレーシアで開催されているメルデカ・ミレニアムでも同チームのアストンマーチンをドライブした経験があり、マシンへの慣れは充分だろう。チームメイトは5名中3名が決まっており、藤井に加えGT300経験もあるGTアジア上位ランナーのフランク・ユウ、WTCCでもお馴染みのダリル・オーヤンとなっている。
一方、急遽参戦が決まったのはWEC富士でもポルシェ997 GT3 RSRを駆った小林だ。ふだんは埼玉県さいたま市で歯科医院を開業する小林は、ジェントルマンドライバーとしてル・マン参戦を狙い積極的な活動を展開中。そこへ、ドイツのADAC GTマスターズに参戦しているMRSレーシングからFacebook経由で声がかかったという。
MRSレーシングはWEC富士の結果をもとに小林に声をかけ、今回の参戦が実現。チームはADAC GTマスターズでも使用していたマクラーレンMP4-12C GT3を走らせる予定で、アメリカ人のブレット・カーティス、ベネズエラ人のアレックス・ポポウと組む。
「今回もとても急な話なので色々と思案しましたが、まず日本人では荒聖治選手と飯田章選手しかまだドライブしていないマクラーレンMP4-12C GT3をドライブできる事と、24時間レースの結果を残せればル・マン24時間レースに少しでも近付けるかな!? という淡い期待を持って参戦を決定いたしました」と意気込みを語る小林。
「ドバイはニュルほど過酷なコースではないので、そういう面では初めてのサーキットですが安心感があります。WECの後、様々な方面から来年のWECやニュルブルグリング24時間や、新たに始まるアジアン・ル・マンの話が舞い込んで来て嬉しい限りです。しかし、本業あってのジェントルマンドライバーなので(笑)、その辺を勘違いしないよう海外のレースを楽しんでゆきたいと思っています」
