関口雄飛プレスリリース
平成27年9月5日

関口雄飛&脇阪寿一で、攻めに攻めた1000kmバトル、
表彰台にわずか届かぬものの、今季最高の4位をゲット!

 今季、LEXUS TEAM WedsSport BANDOHより国内最高峰のスーパーGT選手権、GT500クラスに参戦する関口雄飛が、8月29~30日に三重県鈴鹿サーキットで開催されたスーパーGT第5戦、鈴鹿1000km耐久レースに脇阪寿一選手とともに参戦。今季最上位となる4位入賞を果たしました。

 いち早く木曜日にサーキット入りした関口雄飛は、充分な準備をして土曜日のフリー走行を迎えました。事前にチームと話し合っていた通り、タイヤ評価とセットアップを進め、一時は関口雄飛がコースレコードに肉薄するタイムをマークし、トップに躍り出る場面もありました。最終的には12番手タイムとなりましたが、関口いわく「今年、マシンのバランス的には一番いい状態」と満足できる決勝用のセットアップを見出しました。手ごたえのある内容に、チームの士気も上がります。

 午後の予選、雨はなんとか持ちこたえ、ドライコンディションでの戦いとなりました。雨を心配してか、アタッカーの関口雄飛はいつもより早めのコースインを敢行。1回目のアタックで2番手タイムを出し、そのまま自己ベストを更新しながらセクター1、セクター2を通過した関口の視界に、まさかの赤旗が降られていました。残り5分で予選は再開されましたが、タイヤの美味しいところは終わっており、大きなタイムアップは果たせず9番手。Q2進出は成りませんでした。

「運が悪かったですね。ちょうど赤旗になったラップはスプーンカーブで遅いマシンに引っかかっていたので、いずれにせよタイムは出なかったと思います。オーバーステアが強かったので調整しますが、決勝のレースラップは2秒ほど遅いはずなので、そのあたりでのマシンのバランスはとても良く、決勝には充分な自信があります」と笑顔すら覗かせました。

 迎えた決勝。前夜から降り続いた雨でウェットコンディションとなった路面は、不安定な天候もあってなかなか乾かず、チームは朝の短いウォーミングアップで決勝用のセットアップを煮詰めねばなりませんでした。

 スタートドライバーは関口雄飛。ゴールは1000km先ということで、ウェットコンディションの中、無難にスタートをこなし、周回を重ねます。しかしチームの予想とは裏腹に小雨が強まり、選んだレインタイヤがコンディションや路面温度にマッチせず、序盤は苦しい戦いが続きました。無線で戦略の変更を告げられた関口は、燃費を抑え気味の走行で13番手あたりをキープしつつチャンスを伺います。開始1時間ほどで路面は次第に渇きはじめ、タイヤが路面にマッチし始めたために予定周回より引っ張り、32周目に脇阪寿一選手に交代。安定したラップタイムでさらに上位を目指します。

 天候は急速に回復し、スリックタイヤに交換するタイミングだった62周目にスプーンカーブでアクシデントが発生。セーフティカーが導入され、ピットレーンがクローズドされてしまいました。これによって、我々を含めた3台のマシンがタイヤ交換のタイミングを失い、そのまま周回を続けねばなりませんでした。

 ピットロードが解放されると同時に67周目に脇阪寿一選手がピットインしてタイヤ交換、ドライバーチェンジを済ませ、コースイン。この時点でトップから約1周遅れ、10番手という状況でした。

 ここからLEXUS TEAM WedsSport BANDOHの本領が発揮されます。ドライ路面で次々と前車をパスし、圧倒的な存在感を見せる関口雄飛と、それに負けず劣らずのペースで攻め立てる脇阪寿一選手。ドライ路面でのふたりのペースは他を圧倒し、トップとほぼ同タイムで周回を重ね、着実に後れを取り戻していきました。

 レースは75周目にアクシデントで再びセーフティカーが入り、ウエット路面での走行時間が長かったために、タイムレースとなりました。

 小雨が降り出した最終スティントは、関口雄飛がやや濡れた路面をものともせず、スリックタイヤでトップより速い驚異的なラップを連発。自慢のマシンコントロールとオーバーテイク・テクニックで前車を勢いよくオーバーテイクして140集目には5番手まで浮上。その映像がマルチビジョンに映し出され、場内が沸きました。さらに26秒差前をいくマシンに照準を合わせ、わずか10周後の150周目に一気にパスして4番手に浮上。3番手を走るマシンとの差は26秒。チェッカーまでの残り時間は26分。関口はその差を1周1秒近く縮めていきます。チェッカーフラッグが出される18時25分を前にした最終ラップでは、1周2秒近くその差を縮めたものの僅かに届かず、4位チェッカーとなりました。表彰台には届きませんでしたが、連続ポイント獲得記録を更新し、今季最上位の4位入賞を果たしました。

 レース後、坂東正敬監督も「あと10分あれば、本来のレース距離があれば表彰台…..だったね。それでも今日は関口選手も脇阪選手も素晴らしく速かった。ウェットタイヤが天候に合っていなかったり、セーフティカーのタイミングとか、運の悪い点もありましたが、ふたりはそれを補って、それ以上の走りを見せてくれたと思います」と語り、脇阪寿一選手も「フリー走行からドライタイヤのフィーリングが良かったので、トップチームにも引けを取らない感触がありました。雨の走行は苦しかったし、セーフティカーのタイミングも悪かったですが、関口選手の素晴らしい走りもあり、今季最高の4位を獲得できたということは、チームにとって非常に大きな成果です」と笑顔で語った。

■関口雄飛のコメント
「昨日の予選が終わった段階で、レースペースには自信がありました。天候の要素もあって、雨なら今日は厳しいレースになるかなと思っていましたが、路面がドライに変わってスリックタイヤに交換した後は、予想どおりでした。雨の厳しいコンディションの中で、脇阪さんが本当に頑張ってくれていたので、絶対にやってやるという気持ちにさせられました。今回使ったタイヤのパフォーマンスがすごく良くて、タイムが落ちずに走り続けることが出来たことは、ヨコハマタイヤさんに感謝しています。今回チームがセットアップしてくれたマシンは、去年と今年を通じてトータル的に最もバランス良くまとまっていたので、なんとか表彰台を狙いたかったのですけれど、結果は追い詰めながらの4位ということで少し悔しかったです。長い1000kmのレースの中で1度のミスもなく、チームは本当に素晴らしい仕事をしてくれました。この好調をなんとか菅生まで持ち込んで、表彰台に立ちたいと思っています」

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