関口雄飛 PRESS RELEASE

2014年6月2日

スーパーGT第3戦「SUPER GT in KYUSHU 300km RACE」で
LEXUS TEAM WedsSport BANDOH は再びポイント・ゲット!
関口雄飛と脇阪寿一が14番手から追い上げ、8位でチェッカーを受ける

 新時代を迎えた2014年のスーパーGT第3戦が、5月31〜6月1日、初夏を迎えたかのような九州、オートポリスを舞台に華やかに開催されました。

 今年、関口雄飛はチームを移籍し、新たにトヨタ・レクサス・ドライバーの一員として、ミスターGTの異名を誇る脇阪寿一選手と共にLEXUS TEAM WedsSport BANDOHより引き続き国内最高峰のGT500クラスに参戦しております。

 新たにタイでのレースが開催されることもあって、例年より早い段階で開催されることになったオートポリス戦は、好天に恵まれ、むしろ例年より暑く厳しい戦いの場となりました。もともとタイヤに厳しいサーキット特性を持つコースだけに、坂東正敬監督とADVANタイヤのスタッフは、先日行われたスポーツランド菅生でのタイヤテスト以来、ここに持ち込むタイヤの構造とコンパウンドについて頭を悩ませていました。

 金曜日のミーティングで大まかな週末の戦略を確認し、万全の体制で土曜日の朝のフリー走行に臨んだLEXUS TEAM WedsSport BANDOHでしたが、セッション終盤に2台のマシンがコース上にストップして赤旗中断。その時点で10番手タイムをマークしていたものの、再開されたセッションが終了した段階で12番手に終わりました。

 しかし関口雄飛も脇阪寿一選手もその表情は明るく、新しい構造のタイヤに関して、特にロングランでのフィーリングが大幅に向上したと異口同音に語っていました。

 詰めかけた多くのファンに対する分刻みのファンサービスを笑顔でこなし、午後の予選を迎えました。アタックドライバーに選ばれたのは、関口雄飛。いつものようにギリギリまでピットで待機して1発を狙う作戦でしたが、なんとアタックラップ中のセクター2通過時点で赤旗が出されました。残り1分。この時点で多くのチームがタイムを出せておらず、主催者側もそれを配慮して、残り3分(1アタックラップ)での再開となりました。

 ここで関口は今シーズン初のミスを犯してしまいました。14コーナーでギリギリまで攻めた結果、マシンを半分ダートに落としてしまい痛恨のコースオフ。タイム的には14番手に沈み、Q2進出は成りませんでした。

 日曜日も快晴で、朝9時のフリー走行が始まる頃には汗ばむほどの陽気でした。限られた30分という時間を、最大限有効に使ったテスト・プログラムを示された関口雄飛は、1分36秒851というトップタイムをマークし、脇阪選手にステアリングを委ねます。チーム全体のムードも盛り返しつつありました。

 決勝レースは気温28度、路面温度34度という厳しいコンディションの中、65周で争われました。スターティングドライバーの関口は、焦ることなく14番手グリッドから着実にポジションをアップしていきます。

 11番手まで浮上したところで周回遅れのGT300クラスのマシンと、前を行くGT500のマシンが重なり、インに飛び込んだ関口を含め4台が交錯し、接触。1台がスピンし、そのアウト側にいた1台がダメージを負いました。

 関口はそのままポジションを上げて9番手で快走を続けていましたが、審査委員会からドライビングスルー・ペナルティを言い渡され、それを消化。再び怒涛の追い上げを開始し、9番手までリカバーした段階で脇坂寿一選手に交代。チームはさらに上位を目指します。

 レースが膠着状態となった47周目、第1コーナーでGT300クラスのマシンがノーブレーキで最高速近くのまま、タイヤバリヤとガードレールを突き破って宙に舞う大事故が発生。幸いドライバーに大きな怪我はありませんでしたが、安全性確保のためにラスト9周までセーフティーカーが導入されました。

 レース再開後、これをチャンスとばかりポジションをアップする脇阪選手の素晴らしいパフォーマンスもあって、LEXUS TEAM WedsSport BANDOHは、連続完走、ポイント・ゲットの8位でチェッカーを受けました。

 レース後、坂東監督は、「前回のオートポリスのタイヤテストに参加できなかった為、菅生でのデータを基にタイヤ選定をしなければならなかった事と想定外の気温が悩ましかったですね。予選に関しては流れが悪かった。ただタイヤのグリップの落ちは少なかったし、マーブルのピックアップも少なかったので、決勝は行けると思ってはいました。抜けないコースなので、無線で関口とタイヤの状況を確認しながら、ギリギリまで引っ張って寿一に交代。SC後はドライバーの頑張りでしたね。今日はペナルティが無かったとしても6位が精一杯のレースだったと思います。まだまだ足らない部分が多いので、菅生までのテストも踏まえて、全体のレベルアップを図っていきます」と語りました。

 脇阪寿一選手はレース後、「いろいろあったけど、自分にとって今回は初めてこのマシンで攻めるレースができたと思います。関口のペナルティに関しても、相手にドアを閉められのは、我々がまだ力を見せられていないからナメられたのかも知れませんし、あれが違う色のマシンだったらそうはしていなかったかも知れない。関口自身も充分反省していたから次に繋げてくれればいいです。チームも僕も、それに関しては全然気にしてない。むしろ関口だけじゃなく、細かなことを言えば自分にもミスがあったし、ピットにもミスがあった。全体でフォローしあってステップを上げていくべきです。厳しい戦いでしたが、今日のレースは久しぶりに楽しかった。開発の方向性が見えましたから」と語りました。

●関口雄飛のコメント
「今回の週末は、運も含めて、自分の悪い部分がすべて出てしまった感じです。応援していただいているファンの皆さんや、スポンサーの方々、坂東監督や寿一さん、チームのみんな、そしてトヨタ自動車さんやヨコハマタイヤさんに対して申し訳ない気持ちでいっぱいです。レースは自分ひとりで戦っているわけではなく、多くの方々の気持ちや夢の力で戦っているのだと、改めて反省しています。
レースはタイヤにも厳しく、抜けないサーキットでもあるので、着実にポジションを上げながら脇阪さんにバトンを渡すつもりでしたが、遅いマシンに引っかかっていた39号車のインに入ったら、少しづつ寄ってきたのでブレーキングしながらそれを避けようとしてステアリングを切った結果、リヤが流れて接触してしまいました。ペナルティの言い訳はできないですし、そのあとはタイヤをもたせる走りで、とにかくリカバーすべく必死でした。マシンに大きな問題もなく、寿一さんが素晴らしい走りで最後まで頑張ってくれたおかげで8位でチェッカーを受けられましたが、今は悔しくて仕方ありません。寿一さんのあの走りは、本当に凄かったと思います。
この週末のことはしっかりと自分の中で受け止め、反省し、次のテスト、そしてレースへと繋げていきたいと思います」

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