バーモント・スポーツカーがプリペアしたGRC向けスーパーカーに加え、コンベンショナルなステージラリーとなる北米ラリー選手権には、昨季王者で8度のタイトル獲得経験を持つ名手デビッド・ヒギンズと、こちらも4度の王座を獲得しているスタードライバー、トラビス・パストラーナが、新設されたアメリカン・ラリー・アソシエーション(ARA)のナショナル・チャンピオンシップに挑むこととなっている。
その他、今季のGRCコンテンダーには、2016年のGRCライト・チャンピオンであるカボ・ビンガムがブライアン・ハータ・ラリースポートからトップカテゴリーに昇格。スティーブ・アルピンは昨年に引き続き、ロエンブロ・モータースポーツのフォード・フィエスタSTスーパーカーでエントリー。同じく、フィエスタをドライブするオースティン・デインは新規参戦となる名門チーム、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングからの参戦となる。
そして今季から3台体制に拡大したホンダ・レッドブル・オルスバーグMSEは、開幕戦直前にシビック・クーペ・タイプRのニューカラーリングを公開。ミシェル・デヨングとオリバー・エリクソンが、エースのセバスチャン・エリクソンと並んで初のフルタイム・エントリーを果たす。
昨シーズン王者のフォルクスワーゲン・アンドレッティ・ラリークロスは、スコット・スピードとタナー・ファウストが、VWのワークスサポートを得たビートルGRCスーパーカーをドライブ。ディフェンディングチャンピオンとして挑戦者の前に立ちはだかる。
