「今年1月のダカールを終えた直後から、次期モデルの開発作業をスタートさせた」と語るのは、プジョー・スポールのディレクターを務めるブルーノ・ファミン。
「一度勝つことより、勝ち続けることのほうがはるかに難しい。特に強力なライバルがいる場合はね」

「だから、チームのエンジニアはドライバーが全力を発揮できるように知恵を絞ってマシンを改良する。その結果、最新型の3008DKR Maxiは安定性とパフォーマンスの両方が向上したんだ」
シルクウェイラリーで3008DKR Maxiのステアリングを握るローブは「プジョー3008DKR Maxi最大の特徴は、ボディがワイドになり、より大きなタイヤを履けるようになって、オフロードでの走行性能が改善したことだ。どんな悪路でも戦える」と新型マシンの感触を語る。
「マシンの安定性が高まったことで、ドライビングフィールも変わった。ロールも抑えられるようになったから、より自信を持ってアタックできるようになったよ」
「ステージによっては四輪駆動車のほうにアドバンテージがあるかもしれない。ただ、僕たちのマシンは砂丘をはじめとして、どんな路面コンディションでもアタックできるんだ」
40回目の節目を迎える2018年のダカールラリーは2018年1月6~20日に行われる。
