サインツ自身も「今回の裁定には驚きを隠せないし、クアッドライダーの証言はまったく現実的なものではない」と述べた。
「私はアクシデントを避けるためにするべきことをした。コーレンに起きたことは残念だがね」
「彼が私の前を走っている時、バランスを崩すのが見えた。私たちの周りには充分なスペースがあったが、片側は泥状にぬかるんでいたんだ」
「コントロールを失ったクアッドマシンが、私のライン上に飛び出してきたから、接触を避けた。確かに距離は近かったが接触なんてものは起きなかった。なにより、彼はステージ12位を獲得しているんだ」
「もちろん、仮に接触していたら私はマシンを止めていた。今回の裁定にはまったく同意できないよ」
