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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2020.08.03 13:41
更新日: 2020.08.03 13:42

プロジェクトE:ドイツのVolland RacingがSuper1600からステップアップ。EVシリーズ参戦を表明

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ラリー/WRC | プロジェクトE:ドイツのVolland RacingがSuper1600からステップアップ。EVシリーズ参戦を表明

「私の意見では、このチョイスは将来に向けた唯一の選択肢だ。私もデザイナー、およびコンストラクターとしてこの未来への流れを受け入れ、その実現を後押しするのも重要な役割だと考えている」と続けたフォラント代表。

「同時に、チームマネージャーやレースのインストラクターとしても、私たちのチームだけでなく、若い世代のドライバーたちに向け、この未来を紹介するのも大事なことだ」

「それにはこのProjekt Eが最適なソリューションになる。2020年最終戦のWorldRXニュルブルクリンクで、フル参戦を前に電動ラリークロス車両を走らせることができるかもしれない。そうなれば最高だね」

 一方、2019年のWorldRXラトビア・リガの現地でProjekt E最初のプレゼンテーションを実施したSTARD社CEOのマイケル・サコウィックは、公式発表以降も「Volland Racingとは密接に連絡を取り合って来た」と語り、シリーズにコミットするこのドイツ系チームを歓迎する意向を示した。

「彼をよく知る人なら誰でも、ロルフは無謀なチャレンジをすることはなく、つねに綿密な計画に基づいて行動を起こす人物であると理解している。慎重な考慮と計画を経て実行に移されるこのプロジェクトは、トップレベルでありながらコスト効率の高い、信頼性が実証済みのパッケージを探しているエントラントにとって素晴らしい選択肢となるだろう」と続けたサコウィック。

「ロルフのチームは、ラリークロス界で最も経験豊富で成功を収めた組織のひとつだ。そんなVolland RacingがProjekt E参戦を決めたことは、シリーズと技術的コンセプトの評価を強く裏付けるものでもある。我々STARDやノルウェーのHolten Motorsport AS(ホルテン・モータースポーツAS)に続く3番目のチームが現れたことを心から歓迎したい」

チームは2020年改訂版カレンダーで最終戦のスロットに予定されている12月12〜13日のWorldRXドイツ・ニュルブルクリンク戦で先行デビューを飾る計画を立てている


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