ウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ(WSCC/旧USCC)は16日、ロングビーチで第3戦の決勝レースが行われ、リッキー・テイラー/ジョーダン・テイラー組10号車コルベットDPが今季初優勝。ロングビーチ連覇を達成した。
昨年に続き、インディカー・シリーズのロングビーチ戦と併催された今回のレースは、PクラスとPCクラス、GTLMクラスの合計25台で争われた。予選ではアクション・エクスプレスのジョアオ・バルボサ/クリスチャン・フィッティパルディ組5号車コルベットDPが10号車コルベットDPを0.171秒上回り、ポールポジションを獲得した。

フロントロウから決勝レースに臨んだ10号車コルベットDPのリッキー・テイラーは、5号車コルベットDPのフィッティパルディがスタートに失敗した隙をついて、1コーナーでトップに浮上。ポジションをキープしたまま37周を走行し、ジョーダン・テイラーにバトンを繋いだ。

レース終盤には、イエローコーションにより2番手の5号車コルベットDPとのギャップがリセットされたが、ジョーダン・テイラーはバルボサの猛攻を防ぎきり、僅差でトップチェッカー。コルベットDPに今季初の優勝をもたらした。