レース後のコメント
Dr.フランクシュテファン・ヴァリザー(ポルシェ モータースポーツ責任者):「幸先の良いシーズン開幕となりました。24時間レースにおける12秒差のゴールはほとんど負けとはいえません。最後まで熾烈な戦いとなり、チームは常に先頭争いをしていました。残念ながら、ゴール直前で優勝を逃しましたが、次戦のセブリングでは良い結果を出します。ニュー911 GT3 Rの素晴しい性能には満足しています。望んでいたとおりでした。ニューモデルで24時間レースを戦って表彰台に登れたことは見事な成果といえます。ブラック・スワン・レーシングは素晴しい成功を収めました。」
サシャ・ピルツ(GTカスタマーレーシング マネージャー):「ニュー911 GT3 Rのデビュー戦には本当に満足しています。心を奪われる完璧なレースで2位を飾ったブラック・スワン・レーシングの皆さん、おめでとうございます。ポルシェのカスタマーチームの健闘とニューモデルの抜群の性能によって未来は前途洋々です。」
ニック・タンディ(911 RSR #911):「速い車のおかげで私達は今シーズンも間違いなく手強いことを明言しておきます。ピットクルーの仕事も完璧でした。残念ながらレース結果は予想とは少し違いましたが、今シーズンに自信を持つことができました。」
パトリック・ピレ(911 RSR #911):「選手権のために重要なポイントを稼ぎ、十分に意味のあるレースでした。我々は優勝できるポジションにいることも証明されました。チームを誇りに思います。メカニカルトラブルとは無縁でしたが、残念ながら結果にはつながりませんでした。モータースポーツにはよくあることです。セブリングに全力を注ぎます。」
ケヴィン・エストル(911 RSR #911):「ポルシェのワークスドライバーとして初めてのレースは素晴しい経験となりました。このようなチームでプロフェッショナルとして走ることができてうれしいです。ミスもなかったので、今シーズンは幾度か優勝を飾ることができると思います。」
フレデリック・マコヴィッキ(911 RSR #912):「素晴しいレースでした。チームとともにお祝いしたいと思います。できることはすべてやりましたが、今日は優勝を逃しました。デイトナでの経験により、セブリングへの準備は万端となりました。次は優勝できると思います。」
アール・バンバー(911 RSR #912):「ゴール直前まで、コルベットをかわすためにあらゆる策を講じましたが、今日は相手が一枚上手でした。それでも3位はチームとして素晴しい結果です。GTLMクラスは強豪が揃っているので今シーズンは今日のレースのようにエキサイティングでタフになることは間違いありません。」
ミカエル・クリステンセン(911 RSR #912):「最高の戦略でしたが、コルベットは予想以上に強力でした。努力の甲斐があってチームは表彰台を飾ることができました。デイトナは本当に楽しくて素晴しいレースです。」
パトリック・ロング(911 GT3 R #540):「シーズン前のテストにより、この過酷なレースを乗り越えることができると確信していましたが、ニュー911 GT3 Rがここまで速く、ドライバビリティに優れているとは思いませんでした。驚異的です。ブラック・スワン・レーシングもプレッシャーの中で完璧なレースをしました。目標を達成できて本当にうれしいです。マグナス・レーシングの皆さん優勝おめでとうございます。セブリングでは逆の立場になれるように全力を尽くします。」
