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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2021.02.09 12:50
更新日: 2021.02.09 15:09

周回遅れから奇跡の3位入賞。マツダの戦いを追ったレースダイジェスト【デイトナ24時間】

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ル・マン/WEC | 周回遅れから奇跡の3位入賞。マツダの戦いを追ったレースダイジェスト【デイトナ24時間】

 1月30~31日にアメリカ、フロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催されたデイトナ24時間レースで、マツダモータースポーツが走らせる55号車マツダRT24-Pは2年連続となるポディウムフィニッシュを果たした。その戦いぶりを日本語音声とテロップ付きで紹介するダイジェスト動画がMZRacingのYouTubeチャンネル(MZRacing Channel)で公開されている。

 IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の最高峰、DPiクラスを戦うマツダは今季、2台体制からシングルカー体制へとプログラムを縮小し、55号車のみで2021年シーズン開幕戦のデイトナに臨んだ。

 オリバー・ジャービス、ハリー・ティクネル、ジョナサン・ボマリートという3名のドライバーが乗り込む、“魂動デザイン”が採用されたマシンは、レーススタート時にトラブルを抱え2番手グリッドから最後尾スタートとなる厳しい船出に。

 また、ピットレーン速度違反のペナルティに加え、夜になってからふたたび車両トラブルが発生。55号車はラップリーダーから3周遅れとなってしまい上位入賞は絶望的になったと思われた。

予選レースで2位となり、決勝2番手グリッドを得ていた55号車マツダだったが、電気系トラブルによってスタートできず最後尾からレースを開始することになった。
予選レースで2位となり、決勝2番手グリッドを得ていた55号車マツダだったが、電気系トラブルによってスタートできず最後尾からレースを開始することになった。

 しかしレース後半、マルチマチックが運営するマツダチームは驚異的な挽回をみせる。コーション時のリードバックを巧みに利用した戦略を用いた同陣営はレース終盤に55号車をリードラップに戻すことに成功する。
 
 奇跡の挽回劇の勢いはとまらず、55号車は最終盤には優勝争いに加わる走りを披露。最終的に優勝マシンに6.5秒及ばず3位となったものの、上位フィニッシュが絶望視されるほどの大きな遅れからの華麗な復活はマツダファンだけでなく、レースを見る多くの人々を熱くさせた。

 現在公開されている動画では、そんなマツダモータースポーツと55号車マツダRT24-Pの活躍劇をふり返ることが可能となっている。


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