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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2022.07.25 11:36
更新日: 2022.07.25 11:37

BMW Team Studie 2022GTワールドチャレンジ・アジア第4大会富士 レースレポート

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ル・マン/WEC | BMW Team Studie 2022GTワールドチャレンジ・アジア第4大会富士 レースレポート

BMW Team Studie
Fanatec GT World Challenge Asia
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 鈴鹿サーキットの開幕戦レース2は表彰台を獲得。この余勢を駆りRd.2では更に上の結果を狙うPLUS with BMW Team Studieは、富士スピードウェイに集った。

 Rd.2の公式スケジュールスタートは金曜日。ウエットコンディションの午前中に1時間、ドライコンディションの午後に1.5時間の公式プラクティスセッションが実施された。このプラクティスでは、ピレリタイヤでのセットアップを確認。合わせてこのタイヤとBMW M4 GT3のコンビネーションに対するブレーキのマッチング確認等、用意されたメニューを順調に消化して初日を終えた。

 公式予選1、2とレース1が実施される土曜日は朝から快晴。ドライコンディション下で予選開始の時刻を迎えた。

プラス・ウィズ・BMWチーム・スタディの5号車BMW M4 GT3(山口智英/荒聖治)

プラス・ウィズ・BMWチーム・スタディの5号車BMW M4 GT3(山口智英/荒聖治)

■予選

 レース1のグリッドを決定する予選Q1は、大会規定により山口選手が担当。1分41秒740で6番手。

 レース2のグリッドを決定する予選Q2は、荒選手が担当し1分40秒550で5番手タイムでこの予選を終えた。

プラス・ウィズ・BMWチーム・スタディの5号車BMW M4 GT3(山口智英/荒聖治)
プラス・ウィズ・BMWチーム・スタディの5号車BMW M4 GT3(山口智英/荒聖治)

■レース1

 快晴のなかでのレーススタート。予選Q1を担当した5号車山口選手が6番手グリッドについた。

 クリーンなスタートで、ポジションキープしたままストレートを通過すると、2周目では全体ベストタイムで順調に走行。

 4周目で他車両と接触し12番手へポジションダウン。このクラッシュで左サイドステップ、ディフューザーが脱落。更に9周目にドライブスルーペナルティが裁定され10周目に実施し、17番手にポジションダウン。ピットウインドウ・オープンぎりぎりの18周目にピットへ入り、荒選手へドライバー交代しコースへ送り出すが、マシンの振動が酷く19周目にピットへ戻りこのレースをリタイアした。

プラス・ウィズ・BMWチーム・スタディの5号車BMW M4 GT3(山口智英/荒聖治)

プラス・ウィズ・BMWチーム・スタディの5号車BMW M4 GT3(山口智英/荒聖治)

■レース2

 レース1の損傷を修復し迎えたレース2。5号車PLUS BMW M4は荒選手が乗り込み予選結果により5番手グリッドについた。

 オープニングラップで6番手にポジションを下げるが4周目で5番手にポジションを戻した。12周目で前を走る車両のペナルティ消化で4番手にポジションアップすると、3番手車両に迫る。3番手争いの中で前を走る車両との接触があったがどちらの車両も継続して走行を続け、18周目でルーティンのピットストップを行なった。山口選手にドライバー交代し、3番手を維持して車両をコースへ送り出した。

 21周目で前を走る車両をオーバーテイクし2番手へポジションアップ。順調に走行を続けていたが、ピットストップタイムが0.2秒足りずストップ&ゴーペナルティが提示される。チームは26周目でピットレーンに呼び込んだが、PIT前でのストップをせずに通過したため、翌27周目で再度ピットレーンへ入った。ピット前で1秒停止しペナルティを消化。15番手でコースに戻りプッシュを続けるが、そのままチェッカーを受けた。

プラス・ウィズ・BMWチーム・スタディの5号車BMW M4 GT3(山口智英/荒聖治)
プラス・ウィズ・BMWチーム・スタディの5号車BMW M4 GT3(山口智英/荒聖治)


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