スーパーフォーミュラ第4戦富士スピードウェイ、坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)が4年ぶりの優勝を果たした一方、昨年チャンピオンチームのTEAM MUGENの強さが失われたことが明らかになったレースでもあった。優勝候補に挙げられていた予選2番手の15号車、岩佐歩夢(TEAM MUGE)はスタートの失敗が大きく響いて11位フィニッシュ、チームメイトでランキングトップの16号車、野尻智紀もなんとか予選7番手から3位表彰台を獲得するのが精一杯。これまで最強の名をほしいままにしてきたTEAM MUGENの現状に何が起きているのか。

 レース直後の岩佐は、不甲斐ない結果に怒りを噛み潰すように、取材に答えた。

「もう、何も言えない結果ですね。スタートが全てでした」と岩佐。いつもより低い声とその強張った表情には、今まで見せたことがないような緊張感が漂っていた。

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