一方、序盤に最後尾まで順位を下げた石浦は、終盤までミディアムタイヤで我慢の走行を続けて40周終了までピットインを伸ばした。ライバルたちが先にピットインを済ませ前が空いていく中、石浦はどんどんペースを上げていく。

 そして全車中、最後にピットに入った石浦を、チームは迅速なピットワークでソフトタイヤに交換し7番手でコースに戻した。

 そこから石浦は他車に対し1周で2~3秒速いペースでラストスパートをかける。42周目にヘアピンコーナーで豪快なオーバーテイクを披露し6位に上がると、翌周にはS字コーナーでさらに1台をかわして5位へ。

石浦宏明(P.MU/CERUMO/INGING)

 4位を走るマシンとはこの時点で10秒以上の差が広がっていたが、これをみるみるうちに削り取ると、50周目のビクトリーコーナーで逆転。最後は3位のマシンの背後まで迫りチェッカーを受けた。見事な追い上げで13のポジションアップに成功し4位フィニッシュを果たした石浦は、5ポイントを追加してシリーズランキング首位をキープしている。

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