ドライバー/#1 国本雄資
「ミディアムタイヤでスタートしたので、序盤はソフトタイヤ勢に抜かれてしまいました。僕も早めにピットに入ってソフトタイヤで勝負するという賭けに出ましたが、後半も抑えられてしまいました。あまりトラクションも良くなかったし、相手のブロックも厳しかったのでなかなか抜けなかったです」
「次戦のオートポリスはもっとタイヤに厳しいコースで今回とは状況が変わると思うので、予選から合わせこんで前の位置からスタートできるよう、しっかりと準備したいと思います」
ドライバー/#2 石浦宏明
「セットアップ的に、僕のマシンはガソリンを多く積んでいる状態だとあまり良くなかったので、序盤に順位を下げてしまいました。今日はチャンスがないかもしれないと思っていましたが、軽くなってくるとタイムも上がってきたので、他のマシンがピットに入って前がクリアな時にプッシュして、ピットに入る前に“ポイント圏内ぎりぎり”と聞いたので、インラップはもっと攻めましたね」
「最後は一気に順位を上げられましたが、もう1~2周あれば表彰台まで行けたかもしれません。ただ、チャンピオンシップを考えると、争っているメンバーの前でゴールできたのは大きいです。今日の4位は、考えうる最高の結果になったと思います」
監督/立川祐路
「今日のポイント獲得は厳しいかと思っていましたが、石浦は展開もうまく味方につけて挽回できました。ソフトタイヤをうまく使った人たちが今日は上位に並んだのではと感じています。我々も、石浦が何台もオーバーテイクしていきましたしね」
「ソフトタイヤのライフは未知数でしたが、国本から“早めに入りたい”というリクエストがあった時、ギャンブルではあるけれど、ポジション的にはそういうトライをしてもいいかなと思い、早めにピットに入れました」
「結果的にはうまく行かず、後半スティントでのロスもありポジション回復ができませんでした。国本の方は、良くないことがいろいろと重なってきましたね。今回のレースでタイヤに関してもいろいろと分かった部分があります。チャンピオンシップも石浦がいい位置につけているので、残り3戦も頑張っていきたいと思います」
総監督/浜島裕英
「今回はロングランのチェックもあまりできておらず、不確定要素があるなかでのレースでした。石浦はクルマが軽くなってきたときのミディアムタイヤでのタイムがとても良かった。それであのポジションまで上げることができました。最後までよく頑張ってくれましたね」
「レース全体としても、ピットインのタイミングが違ったりするのでオーバーテイクのシーンも多かったように思います。次戦は2台揃って上位争いできるよう、頑張ります」