#7 UOMO SUNOCO SF14トム・ディルマン選手
予選結果:18位(予選Q1ベストタイム:1分07秒239)
好天の予選日。SUGOを走るのは今回のレースウイークが初めてのディルマンは、Q1最初のアタックで1分07秒239を記録。2回目の走行でタイムアップを狙ったが、マシントラブルが発生してコースを離れ、赤旗中断を呼ぶことに。予選18位に甘んじた。
#8 UOMO SUNOCO SF14大嶋和也選手
予選結果:15位(予選Q1ベストタイム:1分05秒920)
大嶋はQ1最初のランで1分06秒626をマークして16番手。そして2回目のランでは1分05秒920、タイムが出た時点では3番手に。赤旗中断の段階で順位は10番手。しかし走行再開後の短い時間の混戦下でタイムアップを果たせず、最終的には予選15位となった。
レース情報
決勝(5月27日)
天気:晴れ/コース状況:ドライ
気温:24度/路温:41度(決勝開始前)
フォーメーションラップ開始:14時19分 ※当初予定より4分遅れ
決勝レース周回数:68周
#7 UOMO SUNOCO SF14トム・ディルマン選手
決勝結果:4位(所要時間:1時間26分44秒358、ベストラップ:1分07秒960)
決勝日もSUGOはドライコンディション。250kmの決勝レースではソフトとミディアム、両方のタイヤを使って走らなければならない。ディルマンはスタートタイヤにミディアムを選択し、18番グリッドから実質デビュー戦のスタートを切った。
そして1周目に16番手へ浮上。ソフトを履くライバルたちに反撃され、ポジションは2つ下がるが、これは仕方ないところ。ディルマンは7周終了で予定通りにピットへ。ここで給油とソフトへのタイヤ交換をして、ゴールまで走り切る、これが今回、チームが後方からの上昇を実現するために選んだ戦略だ。
チームが得意とするソフトで長く走り、さらにはSUGOで多いセーフティカー導入に対しても有利に働く可能性が高いと見込んでの判断。そして実際、16周目にアクシデントが発生し、セーフティカーが導入されることに。
これでディルマンにとっては一気に流れが向く。他車がピットインするたびに順位が上がる展開となり、さらにそれだけでなく、ディルマンは速いペースで走って、コース上でライバルを何台かオーバーテイクしてポジションを稼いだ。表彰台一歩手前の4位まで上昇、都合14台抜きの快走デビュー戦で大いに魅せた。
