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投稿日: 2018.05.28 18:49
更新日: 2018.05.28 19:01

UOMO SUNOCO TEAM LEMANS スーパーフォーミュラ第3戦SUGO レースレポート

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スーパーフォーミュラ | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS スーパーフォーミュラ第3戦SUGO レースレポート

#8 UOMO SUNOCO SF14大嶋和也選手
決勝結果:15位(所要時間:1時間27分13秒987=67周回完了、ベストラップ:1分08秒634)

 大嶋もディルマンとほぼ同じ戦略でレースに臨んだ。1周目に順位を上げていたのも同じ。そして10周目にピットストップをこなしたが、セーフティカーのタイミングがあまりにも不運だった。1周の短さが災いし、周回遅れ確定の状況に。上位進出の可能性は絶たれてしまう。
 
 やむを得ず、データ取り主眼へと移行、ピットレーンを通って単独走行できる場所へ。結果は15位だが、大嶋は貴重な糧を持ち帰った。
 

トム・ディルマン選手のコメント

「予選でトラブルが出て後方に沈んでしまい、フラストレーションもありましたが、決勝日の朝の走行でマシンにはいい感触をもっていました。そしてレースではチームが素晴らしい戦略で私を走らせてくれました」

「ソフトタイヤで61周を走ったわけですが、正しい作戦判断でしたね。ペースも良く、マシンはコンペティティブで、コースで上でオーバーテイクを何度もできました。素晴らしい初レースだったと思います」

片岡龍也監督のコメント

「ディルマンがスーパーフォーミュラの実質デビュー戦で4位入賞、それも18番グリッドからの挽回を果たしたことは素直に嬉しく思います。後方スタートでしたから、セーフティカーが出やすいコースであることも含めて早めに仕掛けていくべきというのがチームの作戦判断でした」

「その戦略はうまく機能しました。ただ、一方で大嶋が不運な展開に遭遇してしまったことは、チームとして本当に残念だと感じています。今回の決勝でのペースは2台ともライバルたちに遜色ないレベルにありました。これをベースにして、次に向けて進んでいきたいと思います」

<大嶋選手のレース状況についての補足>

 10周目にピットストップを終えていた大嶋選手は、1周が短いコースのため、まだピットに入っていない上位陣に対しては見た目上の1ラップダウンの状態にありました。そこでセーフティカー導入となり、隊列走行のなかで2番手と3番手のマシンの間に位置することに。こうなると周回遅れ確定、リスタート後には他のマシンたちにも前を譲らなければならなくなります。
 
 それならば、クリーンに走れるところで今後のためのデータ取り主眼の作戦に切りかえた方がいいという判断で、大嶋選手にはピットレーンをスルーしてもらうことになりました。本来なら、ディルマン選手同様に上位進出が期待できたはずの戦況でしたが、大嶋選手にとっては不運な展開になってしまいました。

大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)
大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)

シリーズランキング

トム・ディルマン:6位/5ポイント(今回5ポイント獲得)
ピエトロ・フィッティパルディ:-位/-ポイント
大嶋和也:-位/-ポイント
チーム(#7+#8):7位/5ポイント(今回5ポイント獲得)

観客動員数

開催期間中 延べ入場者数 約2万4200人
5月26日土曜日(予選日天気:晴れ)7700人
5月27日日曜日(決勝日天気:晴れ)1万6500人

イベントへの参加報告

ピットウォーク開催日程:
5月26日12:15~13:05
5月27日11:20~12:10

主催:日本レースプロモーション、スポーツランドSUGO
参加者:トム・ディルマン、大嶋和也
ピットロード開放エリアにて握手&サイン会、撮影会、グッズ提供を行い、沢山のお客様をお迎えすることができました。

キッズウォーク開催日程:5月26日16:55~17:25
グリッドウォーク:決勝レース前に実施


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