レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

投稿日: 2018.05.29 18:12

スーパーフォーミュラ:ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 2018年第3戦SUGO レースレポート

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


スーパーフォーミュラ | スーパーフォーミュラ:ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 2018年第3戦SUGO レースレポート

5/27(日)決勝レース

天候:晴/曇 コース:ドライ
気温:24℃ 路面温度:41℃
決勝レース距離 3.737km×68Laps=254.116km
観客動員数:1万6500人

 前日の予選日と比べて、決勝レース時には厚い雲に覆われたスポーツランドSUGO。しかしドライコンディションによりレースは行われました。予定時刻より4分遅れて14時19分にフォーメーションラップが開始。20号車平川亮はセカンドローの3番手からソフトタイヤで、19号車関口雄飛は16番手からミディアムタイヤでスタートを切りました。

 オープニングラップ、平川は後方から好スタートを切ったマシンに1コーナー進入で先行されてしまいますが、冷静に状況を見極めてアウトからポジションを奪い返して3番手をキープ。序盤、上位2台を僅差で追い続けます。そして関口はオープニングラップでひとつポジションを上げ、15番手を走行。

 前半、ソフトタイヤのマシンにテールトゥノーズで煽られる場面もありましたが、巧みなライン取りでポジションをキープします。その後大きな順位推移なくレースは進行していきます。18周目、接触しコースアウトしたマシンが2台あり、セーフティーカーが導入。

 セーフティーカーラン中の19周目周回に入ったところで、3番手走行中の平川をピットに入れ、ミディアムタイヤへの交換と給油を行いピットアウト。ピットロード出口で赤信号のため停止したNo.5 野尻智紀選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)に追突しかかる場面もありましたが、大事には至らずピットアウト。

 しかしセーフティーカー導入と、ピットインの両方のタイミングが悪く、隊列の最後尾でコースへと戻ることになってしまいました。一方の関口は、コースにステイアウトし暫定5位を走行します。24周目、レースリスタート。平川は暫定14位で中盤戦、我慢の走行となります。

 関口は、オーバーテイクシステムを使用し度々ディフェンスするも耐えきれずに26周目に1つ、続く31周目、一気に3つ、すでにピット作業をも終えているマシンにかわされて後退する苦しい展開となってしまいました。

 54周目、関口がピットイン。スタートからここまでミディアムタイヤで引っ張りましたが、ソフトタイヤへの交換と給油を終え、11秒9の素早い作業でピットアウトしコースへ13位で戻ります。

 その関口は57周目、1分6秒300のファステストタイムをマークし意地を見せます。65周目には中盤にもやり合った12位のNo.17塚越広大選手(REAL RACING)とのサイドバイサイドの好バトルを展開。結果的に13位でフィニッシュしオーバーテイクすることはできませんでしたが、関口雄飛ここにありというバトルを見せました。

 平川はポイント獲得まであと一歩届かず9位に終わりました。

 平川の予選3位という好材料はありましたが、関口の予選Q1ベストタイム抹消に始まり今一つ流れに乗り切れずにこのラウンドが終わってしまいました。次戦は1カ月近くのインターバルを挟み、TEAM IMPULのホームコースである富士スピードウェイでの開催となります。

 2台揃って上位で力強いレースをお見せすべく準備を進めていきます。引き続き、ITOCHU ENEX TEAM IMPULへのご声援をよろしくお願いします。


関連のニュース