決勝

 8日(日)は天候が回復。空にはやや雲が多いものの、日差しも顔を出し、気温30度、路面温度37度の蒸し暑いコンディションで、午後2時15分、55周で競われる決勝レースのスタートが切られました。
 
 ポールポジションのキャシディがまずまずのスタートを切った一方で、3番手グリッドの石浦と5番手グリッドの関口が素晴らしいダッシュを決め、TGRコーナー(1コーナー)へは3台が横並びで進入する状況に。しかし、キャシディは首位をキープ。石浦、関口がこれに続く形となりました。

 注目のタイヤ選択は、予選上位勢はソフト、後方はミディアムでのスタートが多く、ソフトタイヤでスタートしたキャシディと石浦が3位以下を引き離していく展開となりました。

 13番手と後方スタートながらソフトタイヤを選択した大嶋が序盤から目覚ましい追い上げを見せ、10周目には7位へ浮上。一方、ミディアムタイヤスタート組は9周目過ぎからピットインしタイヤをソフトへ交換。ソフトタイヤへ交換した集団では、国本が最上位、平川がこれに続く形となりました。

 レース中盤、関口らソフトタイヤでスタートした車両がピットへ向かうなか、首位を争うキャシディと石浦は、ソフトタイヤのまま周回を続行。34周目を終えたところでキャシディがピットへ向かいましたが、石浦は入らず、5周後にピットイン。この間に追い上げを狙った石浦でしたが、キャシディのすぐ後でコースに復帰しました。
 
 42周目に中嶋、44周目に大嶋がピットインし、全車がタイヤ交換義務を消化。中嶋は5位、大嶋は7位でコースに戻ると、前を行く関口と激しいバトルを繰り広げました。

 首位争いは、2位の石浦がキャシディを追いましたが、その差は3秒ほどのまま詰まることなく、キャシディが逃げ切ってトップチェッカー。自身スーパーフォーミュラ参戦2年目にして、念願の初優勝を飾りました。Kondo Racingにとっては10年ぶりの勝利となりました。キャシディはこれで、ドライバーズランキングでも首位に1ポイント差まで詰め寄ることとなりました。

 2位に石浦、3位に国本が入り、P.MU/CERUMO・INGINGの2台が共に今季初表彰台を獲得。4位に平川、5位に中嶋。6位は大嶋の猛追を最後まで凌ぎきった関口、そして13番手スタートから大健闘を見せた大嶋が7位でポイント獲得。トヨタエンジン搭載車が、ホーム富士でのSF14最後となるレースでトップ7独占の速さを見せました。

ニック・キャシディ(KONDO RACING)
ニック・キャシディ(KONDO RACING)
石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)
石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)

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