2019 SUPER FORMULA
JMS P.MU / CERUMO・INGING
第2戦 オートポリス

◆5月18日(土)
<予選>天候:雨|コース状況:ウェット
#38 石浦 宏明 - 位 / #39 坪井 翔 – 位

 2019年全日本スーパーフォーミュラ選手権の第2戦が、九州オートポリス(大分県日田市)にて開幕した。昨年は、残念ながら濃霧に見舞われ、決勝がキャンセルとなった大会。今回は、ぜひとも九州のみなさまにレースをお見せしたい、そして我々が上位フィニッシュを目指すという心意気でレースウィークに臨んだ。

 朝のフリー走行は、走行直前に降り出した雨により、15分ディレイ。雨脚が強まり、再び15分のディレイとなった。雨が弱くなった合間に、60分間の走行は、残り30分でスタートした。走行がスタートして6分後、38号車石浦が5番手、39号車坪井が2番手のタイムをマークした瞬間、他車のスピンが相次ぎ赤旗が呈示された。残り14分でセッションが再開すると、石浦がトップタイムを叩き出し、坪井も5番手とベストタイムを記録したところで、再び他車のスピンにより2度目の赤旗が呈示された。その後、天候の回復は見込まれず、残り7分を残して、セッションはそのまま終了となってしまった。

 石浦選手は、走行時間としては、ほんの少ししか走っていないものの、ウェットコンディションで非常に手応えがあったという。トップタイムは、そんなクルマの状態から出たタイムで、明日もできればウェット…を望んでいた。

 一方、坪井選手は、スーパーフォーミュラで初のウェットコンディションを経験することになる。初めてのレインタイヤでの走行は、走り出しから自信を持って走行出来たという。まだ伸びしろを感じたところでの赤旗だったが、新人らしからぬ安定感を再び感じさせてくれた。

 昼には、サタデーミーティングというオーガナイザー主催の記者会見に、ルーキーとして坪井翔選手が招かれ出席。まず、開幕戦で、18番手からスタートし5位フィニッシュ出来たことを振り返った。自分でもこの結果には満足していて、このカテゴリーの参戦が楽しく、自信もついて来た様子が見て取れた。

 また、昨日の専有走行、今朝のフリー走行についても振り返り、やはりオートポリスでのレースが楽しみになるコメントを残していた。チームに関しても質問され、以前、SUPER GT300クラスで走行したなじみのあるチームで、オンオフの切り替えも素早くアットホーム。監督もドライバー目線で話してくれたり、坪井選手の担当エンジニアもF4で一緒に仕事をしたので、非常にやりやすいと述べた。

 むかえた公式予選。直前に降り出した雨でノックアウト予選Q1は、遅延の見込みとアナウンスされた。この段階で運営側とエントラント側で協議に入り、雨脚と風が更に強くなった為、この時点で回復の見込みがないという判断で公式予選は順延という発表があった。予選は、明朝のフリー走行30分が、10分間延長され40分間となり、フリー走行兼公式予選を行うこととなった。明朝、天候が回復しドライコンディションとなった場合、タイヤ選択は自由。ソフト、ミディアム、両方の装着が可能というイレギュラーな対応となった。

 予選が順延となったことで、急遽ドライバーサイン会の時間が設けられた。パドック内の施設で開催することとなった為、パドックフリーという異例の対応となった。ドライバー全員が参加し、お客様へファンサービスを行った。

 明日の予選は、8時45分から9時25分の40分間で行われ、決勝レース(54周)は、午後2時スタートとなる。

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