富士スピードウェイのほぼ中心に位置しているクレインガーデンは、富士山を望める前面ガラス張りの明るい店内でグリーンファイト100Rから立ち上がってきたマシンがアドバンコーナーを立ち上がり、300Rへと抜けていく姿を見ることができる。

 今回、そのクレインガーデンで食事をとる機会に恵まれたので、笠原さんによる“みかっちゃん食レポ”をお届け。クレインガーデンには常設メニューのほか、チェカレンジャーコラボメニューや期間限定でスーパーフォーミュラに参戦するドライバーが考案した『SFドライバーコラボメニュー』が企画されている。

 バリエーション豊富なメニューのなかから笠原さんのもとに特別に用意されたのは、常設メニューの麻婆丼に加え、2022年スーパーフォーミュラ第6戦開催時にSFドライバーコラボメニューとして提供されていた『大湯選手のオユライス』と『国本選手の富士山クニームソーダ』。

2022年にSFドライバーコラボメニューとして提供されていた『大湯選手のオユライス』
2022年にSFドライバーコラボメニューとして提供されていた『大湯選手のオユライス』
クレインガーデンでは富士スピードウェイのコースを眺めながら食事や休憩を取ることが可能だ
クレインガーデンでは富士スピードウェイのコースを眺めながら食事や休憩を取ることが可能だ

 まず大湯都史樹考案のオユライスから試食した笠原さんは、サーキットで本格的な洋食を食べられることに喜びをみせた。

「クリーミーな感じで卵が柔らかいです。ケチャップライスも具材がシンプルで、卵の量も多くて美味しいですね。味もそこまで濃くないので、大人から子どもまでが食べられるオムライスだと思います」

「昔ながらのオムライスという感じで、サーキットではあまり洋食を食べることは少ないと思うので、そういったメニューを食べることができるのはうれしいです」

 さらにこのオユライスにはデザートとしてプリンも付属しているのだが、そちらもカラメルが多くて非常に美味しいと高評価。美味しそうにプリンを食べる笠原さんに同行した編集部員とカメラマンの羨ましそうな視線が集まるなか、笠原さんは次のメニューである国本雄資考案の富士山クニームソーダに手を伸ばす。

 その名のとおり、クリームソーダの上に富士山型のアイスクリームが鎮座するこのドリンク。そのお味は「ブルーハワイで爽やかな感じですが、結構甘めです。炭酸感もそれほど強くなく、この爽やかなブルーと白いアイスクリームの見た目は絶対に子どもが喜ぶと思います! あと、大人の方でもサーキットで一日中歩き回って疲れたときに甘いものが欲しくなるので、そんなときにオススメしたいメニューです」と笠原さん。

オユライスを試食し、サーキットで本格的な洋食を食べられることを喜ぶ笠原さん
オユライスを試食し、サーキットで本格的な洋食を食べられることを喜ぶ笠原さん
『国本選手の富士山クニームソーダ』もボリューム満点
『国本選手の富士山クニームソーダ』もボリューム満点

 最後に試食を行うのは、甘い富士山クニームソーダから打って変わり、その辛さに定評のある麻婆丼だ。まず食べる前に笠原さんは「ご飯の上の麻婆豆腐の量が多いですね!」と驚きながら、いざ実食。

「後味がピリッとしているし、味が本格的で美味しいです。山椒も効いている感じなのですが、そこまで強くなく、ほんのり効いています。食べ終わった後に口の中が少しピリッとするので、辛いものが好きな人にはオススメできます。でも、逆に辛いものが苦手な人は止めておいたほうがいいかもしれません」

 なお、このクレインガーデンの麻婆丼はKYOJO CUPに参戦する女性ドライバーの間で人気メニューだというウワサがある。笠原さんは「走行前にこの麻婆丼を食べれば目覚めることができそう。お肉もしっかりと入っているので腹持ちもよさそうです」と、ドライバーに人気の理由を分析した。

 ちなみに、今回試食した麻婆丼は通常の辛さのものを提供してもらったのだが、麻婆豆腐定食には“激辛”も用意されているので、辛い料理が大好きな人は激辛麻婆豆腐定食をチャレンジしてみるのもいいかもしれない。

クレインガーデン常設メニューの麻婆丼
クレインガーデン常設メニューの麻婆丼
クレインガーデン常設メニューの麻婆丼を食す笠原さん
クレインガーデン常設メニューの麻婆丼を食す笠原さん
麻婆丼は「食べ終わった後に口の中が少しピリッとする」ほどの辛さで、一口食べた笠原さんもこの表情
麻婆丼は「食べ終わった後に口の中が少しピリッとする」ほどの辛さで、一口食べた笠原さんもこの表情

 なお、今回用意してもらった『大湯選手のオユライス』と『国本選手の富士山クニームソーダ』は昨年のSFドライバーコラボメニューのため、現在は食べることができない。それでも富士スピードウェイの担当者によると「好評なら復活もありえる……かも」ということなので、その際にはぜひ食べてみよう。

 毎年話題となるSFドライバーコラボメニューだが、2023年のスーパーフォーミュラ第1戦が開催される4月8日(土)から提供される新メニューが、大湯都史樹考案の『温泉マークのプリン』と、野尻智紀考案『豚しゃぶチーズカレー』に決定した。こちらは5月7日(日)までの期間、クレインガーデンで提供されるとのことで、どんな味になるのか楽しみにしたい。

 無事に富士スピードウェイの施設案内と食レポを完遂した笠原さん。開幕戦ではグランドスタンド裏のイベントステージでMCなどを務める多忙な2日間になる。「レースをしていないときにも楽しむことができるイベントも盛りだくさんなので、ぜひイベントステージに来てください!」とスーパーフォーミュラ、そして富士スピードウェイでのレース開催のPRで締めた。

 食事のレベルも高く、大人から子どもまでレースを楽しむことができる富士スピードウェイ。今年のスーパーフォーミュラは新たなデジタルプラットフォーム『SFgo』をスタートすることから、笠原さんとしても「レース中に聞ける無線が楽しみ」と期待が高い。4月8〜9日にシーズンの開幕を迎える2023年スーパーフォーミュラ第1戦、第2戦のチケットは好評発売中なので、ぜひ以下から確認してほしい。

■ローチケWEB

https://l-tike.com/sports/mevent/?mid=632058

レース観戦時のメインエリアとなるグランドスタンド
レース観戦時のメインエリアとなるグランドスタンド
クレインガーデンの正面入口にやってきた笠原さん
クレインガーデンの正面入口にやってきた笠原さん
試食中には通りすがりの“平チェカ”こと平手晃平がドライバーコラボメニューについて語る場面も。この光景もパドックエリアならでは
試食中には通りすがりの“平チェカ”こと平手晃平がドライバーコラボメニューについて語る場面も。この光景もパドックエリアならでは
2023年4月8日〜5月7日まで提供される野尻智紀考案の新メニュー『豚しゃぶチーズカレー』
2023年4月8日〜5月7日まで提供される野尻智紀考案の新メニュー『豚しゃぶチーズカレー』
2023年4月8日〜5月7日まで提供される大湯都史樹考案の新メニュー『温泉マークのプリン』
2023年4月8日〜5月7日まで提供される大湯都史樹考案の新メニュー『温泉マークのプリン』

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