迎えたGT500クラスの10分間の走行では、各車ともアタックを展開。ここで大きくタイムを上げたのは、塚越広大がアタックしたKEIHIN NSX-GT。1分18秒590というベストタイムで2番手にポジションを上げる。また、伊沢拓也がアタックしたRAYBRIG NSX-GTも1分18秒555にタイムアップ。5番手に上げた。
ただ、最終的にDENSO KOBELCO SARD LC500が17周目にマークした1分18秒306というベストタイムは破られることなく、DENSO、KEIHIN、そして専有走行時に自己ベストを縮めたWAKO’S 4CR LC500というトップ3に。ZENT CERUMO LC500、RAYBRIG NSX-GTと続き、KeePer TOM’S LC500、au TOM’S LC500とトムス勢が6〜7番手につけている。
ニッサンGT-R勢の最上位は、フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rの9番手。MOTUL AUTECH GT-Rが12番手と、午前に続きベストタイムとしては苦しい状況が続いている。
GT300クラスは、専有走行がはじまるまでは16年チャンピオンのVivaC 86 MCが最速。Hitotsuyama Audi R8 LMSが2番手、D’station Porscheが3番手と、GT3車両が続く展開となっていた。しかし、午後4時からスタートしたGT300クラスの専有走行では、高星明誠が駆るB-MAX NDDP GT-Rがタイムアップ。1分25秒568でトップでテスト初日を終えている。