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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.04.13 13:50
更新日: 2017.04.13 13:53

本山哲 スーパーGT第1戦岡山 レースレポート

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スーパーGT | 本山哲 スーパーGT第1戦岡山 レースレポート

【決勝】4月9日(日) 天候:晴れ 路面:ドライ 気温:17℃ 路面温度:19℃(決勝開始時)

■ウォームアップラン結果:14位1’21.954
■決勝結果:リタイア(33周)51’41.403(千代)

 上空は薄い雲に覆われているものの、雨の降る気配はなかったこの日の岡山国際サーキット。前日ウェットコンディションで速さを見せた46号車『S-Road CRAFTSPORTS GT-R』にとっては幸か不幸か、2017シーズン開幕戦決勝はドライコンディションで行われることになった。

 今季レギュレーション変更により従来午前中に行われていたフリー走行がなくなったことで、決勝に向けた最終調整は決勝前の20分間のウォームアップに委ねられることになった。46号車も15番グリッドから挽回を図るため、ここでセットアップを固めた。

 決勝のフォーメーションラップが開始されたのは午後2時34分。46号車は千代がスタートドライバーをつとめた。フォーメーションラップでは波乱が起こり、1台がラップ中にトラブルを起こしストップ。さらにもう2台もストップしてしまったことで一旦赤旗中断となり、46号車はスタートを待たずして12位に。

 予定より1周減算で81周となったレースはさらに2周のセーフティカーランを経て、ローリングスタートが切られることになった。波乱はその後も続いた。6周目にGT300クラスの1台がクラッシュしセーフティカーが入った上に、GT500クラスでもトラブルでストップしてしまうクルマが。これで46号車は11位となった。

 ここまでは他力本願により順位を上げた46号車だったが、12周目のリスタートからは実力で順位を上げるレースを展開する。決勝に向けたセットアップは奏功し、46号車は序盤から速いラップタイムを連発する。

 そして抜きにくい岡山ではなかなか浮上のチャンスがつかめなかったなか、28周目にいよいよ10位を射程圏に入れると29周目の1コーナーでインを奪いオーバーテイク。46号車はレース前半で早くも、ポイント圏内への浮上を果たした。

 レースは30周目に入り、ルーティンのピットインタイミングを迎えた。46号車がさらに順位を上げるためにはここが踏ん張りどころ。前がクリアになったこともあり、さらにペースを上げる。

 しかしここで、アクシデントが発生してしまった。34周目、アウト側に位置しコーナーをクリアしようとした際、若干コースを飛び出してしまった46号車は濡れた芝生でスリップ。

 コントロールを失ったクルマはそのままイン側のウォールに接触し、ダメージを負った。そして、そこから戦列に復帰することはかなわず、46号車は本山の出番を待たずしてレースを終えることになった。

 予選の不調から決勝では持ち直し目標のポイント圏内フィニッシュをほぼ確実にしていただけに、惜しまれる幕切れだった。

●本山哲のコメント

「作戦的には千代でスタートしてレース前半を粘り強く走り、クリアラップが取れる中盤に向けポジションアップを果たし、ピットインのタイミングとタイヤ交換がひとつのテーマでした」

「序盤は期待通りにポジションアップを果たしまずまずの展開に持ち込めたと思います。それだけに34周でのリタイアは残念な結果でした。オフのテストからここまで流れが良くない状況ですが、課題は見えてきているので早い段階で本来の性能を発揮できるように頑張って、良いレースができるようにしていきたいですね」

「開幕戦は残念な結果に終わりましたが、仕切り直して次のレースでは予選、決勝ともに少しでも多くのポイントが獲得できるような位置で戦いたいと思います。次の富士も皆さんご期待ください!」

「最後になりましたが、今シーズンの参戦に向けてサポートを頂きました企業各社様、ニスモ、日産自動車、チームに御礼を申し上げます。ファンの皆さん、シーズン最後まで熱い声援をよろしくお願いします!!」

■スーパーGTのHPより、公式レース結果・レポートをご覧いただけます。
http://supergt.net/


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