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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.04.13 20:40
更新日: 2017.04.13 19:55

31号車TOYOTA PRIUS apr GT スーパーGT第1戦岡山 レースレポート

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スーパーGT | 31号車TOYOTA PRIUS apr GT スーパーGT第1戦岡山 レースレポート

2017年4月13日
プレスリリース

2017 AUTOBACS SUPER GT ROUND 1 OKAYAMA GT300KM RACE

開催地:岡山国際サーキット(岡山県)/3.7031km
4月8日(予選) 天候:曇り コースコンディション:ドライ 観客数:9700人
4月9日(決勝) 天候:晴れ コースコンディション:ドライ 観客数:1万7300人

久保凛太郎が嵯峨宏紀の新パートナーに。苦手の岡山ながら完走し、しっかりポイントを稼ぐ!

 全8戦で争われるスーパーGTシリーズの開幕戦、「OKAYAMA GT300km RACE」が岡山国際サーキットで開催された。今年もaprは2台のトヨタプリウスZVW51を走らせ、「#31 TOYOTA PRIUS apr GT」を嵯峨宏紀選手と久保凛太郎選手に託すこととなった。

 嵯峨選手の新たなパートナーとなる久保選手は、昨年までメルセデスSLS AMG GT3でGT300を戦っていたドライバーで、過去にはポルシェカレラカップジャパン、全日本F3選手権のF3-Nクラス、そしてスーパーFJなどの経験を持つ。

 そのうちフォーミュラ時代にはカテゴリーこそ異なるものの、同じチームに所属したことがあり、コミュニケーションに関してまったく問題はない。

 さて、2年目となる現在のプリウスであるが、このオフにリヤフェンダーやサイドのエアダクトといったエアロパーツ、エンジンの冷却ボックスと吸気ボックスの改良を行うとともに、ブレーキペダルやステアリング形状を改めて、よりスムーズにドライビングできるようにしている。

TOYOTA PRIUS apr GT 2017スーパーGT第1戦岡山
TOYOTA PRIUS apr GT 2017スーパーGT第1戦岡山

 開幕戦の舞台となる岡山国際サーキットは、中低速コーナーの多いテクニカルコースで、従来はプリウスのようなJAF-GTよりもFIA-GT3に得意なコースとされてきた。

 ただ、このオフの間に全面改修を行なっており、路面状態は昨年とは比較にならないほど向上している。その変化が、戦況にも大きな影響を及ぼすのではないだろうか。

公式練習 4月8日(土)9:00~10:35

 今年もスーパーGTの公式スケジュール一発目は、土曜日早朝の公式練習となった。

 すでに公式テストなどは行われているが、同一条件で走る初の機会となる。しかし、雨はすでにやんでいるものの、スタート時の路面は濡れたまま。未明に降った雨の影響だ。

 徐々に乾いていくのは間違いないものの、しばらくはウェットタイヤを装着しての走行となった。初に「#31 TOYOTA PRIUS apr GT」に乗り込んだのは嵯峨選手。計測開始と同時に、まずはアウト~インを行ってチェックした後、いよいよ本格的な走行開始となる。

 予想したとおり時間の経過とともにタイムは縮まっていき、15分も経つと嵯峨選手は1分37秒台を記録するまでに。その後は久保選手にもウェットコンディションを2周走らせる。

 しばしセットアップを進めるとともに、コンディションの回復を待つ間に赤旗中断が。再開後はコンディションの向上が確認できたこともあり、嵯峨選手から再び周回を重ねられることとなる。

 ドライタイヤを装着した嵯峨選手はロングを重ねつつも、やがて1分27秒338をマークするまでとなり、交代してセッション終了まで走り続けた久保選手も、1分27秒944を記録した。


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