これらドライバーの声から推測すると、ストレートがずば抜けて速い、いわゆる“直線番長”が逃げ切るレース展開にはならず、終盤まで接近したトップ争いが繰り広げられる可能性が高そう。ただし、これはあくまでレースがドライコンディションで行われた場合の話。ドライバーたちは口を揃えて「雨になると分からない」と述べており、天候次第では大波乱が起きることもありそう。加えて、第1ドライバーと第2ドライバー、チームによっては第3ドライバーをどのタイミングで、どの長さでスティントを担当するかによっても、戦略が分かれることになる。

シンティアム・アップル・ロータス
シンティアム・アップル・ロータス

 一方、トップスピードではGT-Rやウラカンに一歩譲るJAF-GT勢だが、燃費の面でアドバンテージがある。今大会はレース距離が500kmと長く、2回のピットストップが義務付けられていることから、燃料補給に時間のかかるFIA-GT3に対し、燃費の良いTOYOTA PRIUS apr GTやSUBARU BRZ R&D SPORTといったJAF-GTやロータスなどマザーシャシー勢は短い作業時間で済ませることが可能なはずだ。

 なお、本稿執筆時点での降水確率は、気象庁によると予選日の3日が50%、決勝日の4日は90%。ただし、4日は雨のち晴れの予報となっており、雨があがるタイミング次第で、レースはより難しく、より白熱したものになってくる。その戦いを見逃さないよう、現地観戦される方は雨具の用意をお忘れなく。

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