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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.07.04 11:42
更新日: 2017.07.04 11:43

LEXUS TEAM SARD 2017スーパーGT公式テスト鈴鹿 テストレポート

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スーパーGT | LEXUS TEAM SARD 2017スーパーGT公式テスト鈴鹿 テストレポート

DENSO KOBELCO SARD LC500
鈴鹿GTA公式テスト
セッション1で3番手、セッション4で4番手タイム

鈴鹿GTA公式テスト(6/30~7/1)
鈴鹿サーキット(1周5.807km)
入場者数:金曜2,800名、土曜10,500名、合計13,300名

 6月30日(金)~7月1日(土)、今シーズン中の最後となるGTA公式テストが鈴鹿サーキットにて行われ、ヘイキ・コバライネンと平手晃平が駆るDENSO KOBELCO SARD LC500が参加。
 
 雨となった初日午前中のセッション1で1分58秒451の3番手タイムをマーク。クルマのパーツにトラブルが発生した午後のセッション2では1分51秒862の15番手タイムにとどまったが、ドライ路面となった2日目午前のセッション3で1分50秒367の9番手、午後のセッション4では1分50秒378の4番手タイムをマークするなど、2日間で179周(約1,040km)を走破し有意義なデータを得たDENSO KOBELCO SARD LC500。
 
 万全の体制で7月22日(土)~23日(日)SUPER GT第4戦スポーツランドSUGOでの勝利を目指す。

■6月30日(金)DAY1:雨のち曇り

 今シーズン中に設定された最後のテストとなる鈴鹿GTA公式テスト初日、梅雨前線の影響で雨のコンディションとなったセッション1が気温22度/路面温度24度のなか、9時30分から開始。
 
 まずはヘイキが標準的なウエットタイヤの確認のためコースイン。最初のアウティングで2番手タイムをマークするなど雨での速さと調子の良さを最初に見せた。途中、大雨による走行見送りや赤旗中断を挟みながら、別の種類のウエットタイヤを評価。
 
 コース上の水の量が減ってきたなかで、速いラップタイムで周回を重ねるヘイキ。ラインを外すと滑りやすく難しいコンディションのなかで上位タイムを連発して気を吐いた。

ヘイキ・コバライネン、平手晃平
ヘイキ・コバライネン、平手晃平

 
 2時間のセッションが設けられていたが、雨や赤旗の影響で走行周回数はトータル26周に留まった。セッション終了のチェッカー周には、ヘイキが1分58秒451の3番手タイムをマークした。

 今回も枠が1時間増やされた午後のセッション2の開始時は気温23度/路面温度27度。平手がステアリングを握って午前中に続いてウエットタイヤの評価プログラムを実施。
 
 さまざまな種類のタイヤを装着して上々のラップタイムをマークしながら周回を重ね、順調にテストプログラムを進めていった。路面状況がドライタイヤでも可能なレンジとなったことから、18周目からヘイキが再びステアリングを握って、まずは今回持ち込んだ基本的なドライタイヤを装着してコースイン。ウエットとドライ路面が混在するダンプコンディションのなかで、他車と比べて1分51秒862とまずまずのタイムをマーク。
 
 だがピットに戻ってきたヘイキがクルマの不具合を訴え、確認したところ補機パーツに不具合が見られ、パーツ交換作業が難しい場所にあったために走行時間内での修復ならず初日の走行を終えることとなった。

■7月1日(土)DAY2:曇り時々晴れ

 テスト2日目は、蒸し暑いコンディションで曇り空に。午前のセッション3が気温25度/路面温度30度のなか、8時30分から開始された。昨日午後のドライ路面を不具合でほとんど走行できておらず、まずはヘイキがクルマのセットアップを最初に始め、ドライでのバランスをなどをチェック。


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