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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.08.07 13:16
更新日: 2018.08.16 16:08

R&D SPORT 2017スーパーGT第5戦富士 レースレポート

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スーパーGT | R&D SPORT 2017スーパーGT第5戦富士 レースレポート

2017.08.06 – SUPER GT第5戦 富士スピードウェイ・決勝

予選からポジションをひとつ上げ4位と健闘

 8月6日(日)、SUPER GT第5戦「FUJI GT 300km RACE」の決勝レースが行なわれました。SUBARU BRZ GT300(井口卓人/山内英輝)は5番グリッドからスタート、セーフティカーの入らないクリーンなレースで、表彰台を目前とする4位でフィニッシュしました。

直線スピードの差をコーナーで取り返すレース

 この日は20分間のウォーミングアップ走行を終えたあと、決勝レースは15時25分からスタート。午前中はサーキットに強い日差しが降り注ぐ夏らしい天候となりましたが、午後には雲がかかり、風も吹く涼しいコンディションに。

 柔らかめのタイヤを装着して臨むSUBARU BRZ GT300にとっては、気温/路面温度とも低い方が向いているため、この天候変化が追い風となることが期待されました。チームは、序盤のポジションを守り切ることができれば、車両の前後間隔は徐々に開いていくはずだと読んでいます。

 スターティングドライバーは、山内が務めます。山内はクリーンなスタートを決め、前走車のコースオフも重なり早々に4番手にポジションアップ。ところが翌周、ライバルにかわされ再び5番手に。

 その後、山内は後方から迫り来るFIA-GT3車両からポジションを堅守し、10周をすぎるころからはその差を拡大していきます。上位陣が次々ピットインを行うなか、山内は暫定2番手にまでポジションアップ。31周の段階で井口へとステアリングを託します。

 井口はリヤタイヤのみの交換を実施して、11番手でコースに復帰。全車がピット作業を終えた段階で4番手となった井口は、前を行く31号車との差をじわじわと削っていきます。一時は目視で捉えることも可能な距離まで近づきますが、最終的には4位の座を守ってフィニッシュラインを通過。

 表彰台にのぼることこそかないませんでしたが、苦手とされる富士でライバルに伍する戦いができたことで、チームとしては大きな手応えを得て、次戦の鈴鹿サーキットへと臨むこととなります。


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