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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.08.28 17:29

スーパーGT:シンティアム・アップル・ロータス 2017年第6戦鈴鹿 決勝レポート

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スーパーGT | スーパーGT:シンティアム・アップル・ロータス 2017年第6戦鈴鹿 決勝レポート

スーパーGT 2017 第6戦 SUZUKA 1,000km レースレポート

 8月27日(日)、スーパーGT第6戦INTERNATIONAL SUZUKA 1000KMの決勝レースが開催されました。

 気温35℃、路面温度48℃。夏休みの最後を飾るに相応しい晴れやかな空のもと、定刻通り12:30にパレードラップがスタートし、2周のウォームアップランを終えて、173周(GT500換算)に渡るロングレースの幕が下ろされました。

 シンティアム・アップル・ロータス(SGT LOTUS EVORA)のスタートドライバーを担当したのは、土曜日の走りがチームに評価された濱口弘選手でした。17番グリッドからスタートした濱口選手は初めてのスタートを無事にクリアし、順位をひとつ上げてコントロールラインを通過しました。

 しかしその後はトラフィックにつかまり、4周目には17位、5周目には18位と、EVORAは順位を徐々に落としてしまいます。そして6周目、シケインへのブレーキングで濱口選手は痛恨のオーバーラン。その際にトラフィックが行き過ぎるのを待たねばならず、大きく順位を落としてしまいました。

 さらにコースへと復帰する際EVORAはライバルのマシンと接触、左前にダメージを受けると同時にペナルティを受けてしまいました。この知らせを無線で受けたチームは、その後のラップタイムが伸びないことから何らかの影響があったと判断し、EVORAをピットへと戻しました。

 そして、加藤選手のスティントを早める形でアクシデントに対処。マシンのチェックも兼ねて様子を見ることにしました。しかし加藤選手の判断は、残念ながら「このままでは走れない」というものでした。再びEVORAをピットへと戻し、チームがこれをチェックすると、そのアンダーパネルは破損し、アライメントが大きく狂っていました。

 これを修復することで、レースへの勝負権が失われてしまうのは決定的でした。それでもチームは最後まで走りきることを決定し、これを可能な限りしっかりと直して再びコースへとEVORAを送り出しました。

 その後は高橋選手の実戦経験を増やすべくスティントを長く取り、濱口選手も再び搭乗。最後はエースである加藤選手が締め括り、EVORAは23位(116周)まで順位を挽回してチェッカーを受けました。

 レースはセーフティカーの導入などで時間を要したことから、1000kmを走りきらず規定時間で終了(158周)。GT300クラスは65号車のメルセデスAMG GT3が優勝を飾りました。


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