レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.09.06 11:01

スーパーGT:31号車TOYOTA PRIUS apr GT 2017年第6戦鈴鹿 レースレポート

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


スーパーGT | スーパーGT:31号車TOYOTA PRIUS apr GT 2017年第6戦鈴鹿 レースレポート

公式予選Q1 8月26日(土)14:35~14:50

 今回もQ1担当は嵯峨選手。気温こそ31 度とあらかじめ予想していたとおりの温度だったものの路面温度に関しては37 度とやや低め。また、天気予報では日曜日もそう温度は上がらないと告げられていたこともあって、ソフトタイプのタイヤを選んで走行することとなった。

 5.8kmのロングコースということもあり、アウトラップに加えたウォームアップは1周のみ。さっそく『#31 TOYOTA PRIUS apr GT』のアクセルを強く踏み込んで、嵯峨選手はアタックを開始する。

 セクター1〜セクター2のタイムは良好。いきなり好タイムが期待されたものの、130Rで勢い余ってオーバーシュートしてしまう。それでも、その周のラップタイムは2分0秒122。引き続き攻め立てた嵯峨選手は1分59 秒586をマーク。次の周はタイヤのピークを過ぎてしまい、2分を切ることができなかった。

 この時点ではQ1突破となる14番手だが、チェッカーが振られたその周にタイムアップを果たした車両があったことから、ひとつ順位が落ちてしまい、コンマ03秒差でQ1突破ならず。

 Q2で待つ久保選手にバトンを託すことはできず、決勝レースには15番手から挑むこととなったが、何と言っても1000kmにも及ぶ長丁場。戦術の駆使と追い上げによって、最後に笑うことが期待された。

嵯峨宏紀選手

「グリップが来るタイミングと、内圧が来るタイミングを合わせきれなかったというのがあって、ちょっと不完全燃焼な予選でした。ただ、長いレースなので予選の順位はあまり重要ではありませんし、むしろ作戦でなんとでも行けると思います」

「レースペース自体は悪くない予定のタイヤを使っているので、追い上げていくことは可能だとポジティブに考えています」

久保凛太郎選手

「今回僕は、サーキットサファリで5、6周しか走っていないのですが、嵯峨選手から聞いていた動きからアジャストして、特に問題点のようなところは感じませんでした。決勝をイメージした走りで周回を重ねられれば何も問題ないでしょう」

「正直言えばまだビビってアクセルを抜いているところもあるので、そこを踏んでいければ、もっと高いところでラップを刻んでいけると思います。作戦を仕掛けた方がチーム的にも機能しそうな気がしていますし、レースでは行けるでしょう。」

金曽裕人監督

「使っているタイヤが夏用なので、温め方が難しいこともあって、タイヤの内圧の上がり方とタイヤの温め方のタイミングにズレがあったようですね。130Rでフロントのグリップが得られなくて、コースアウトしたのがもったいない。もう1周待ってから行けばよかったのに。ドライバー的には行けそうな気がしたんでしょうね」

「でも、アベレージがいいのは分かっているし、淡々と走ることが可能なので、これは作戦でリカバリーします。それが十分可能なことはわかっていますから予選の順位はそんなに気にしていません。しっかり挽回して見せますからご期待ください。」


関連のニュース

本日のレースクイーン

Mobil1レーシングサポーターズ2024
小湊美月(こみなとみづき)

スーパーGT Photo Ranking

フォトランキング