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スーパーGT ニュース

投稿日: 2016.08.08 13:22
更新日: 2016.08.08 14:27

SUBARU BRZ R&D SPORT スーパーGT第5戦富士決勝レポート

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スーパーGT | SUBARU BRZ R&D SPORT スーパーGT第5戦富士決勝レポート

■マシンの進化を実感した今回の一戦
前半を担当した井口は次のようにレースを振り返りました。
「菅生は苦しいレースでしたが、今回は非常にいい流れで走れたと思います。ライバルを押さえたり抜いたり、走っていてレベルが上がったことを実感できました。特に早い段階で3番手に浮上できたことは、今回のターニングポイントでしたね。スタートからすごく気持ちを入れて臨みました。それに山内選手もタイヤが辛いなかで、最後までプッシュしてくれました。次の鈴鹿まで集中力を切らさず、準備してきた成果を発揮して優勝したいと思っています」

「菅生に続いて富士でも表彰台を獲れたことは、チームとして成長している部分だと思います」と語る山内。
「もっとマシン(のセッティング)を詰めていけていたら、最後までいいバトルができたのではないかなと。その部分では悔しいですね。ただ、ブレーキング性能やコーナリング性能がレベルアップしているからこそ、ここまでの戦いができたのかなと思います。次戦はシンプルに、“勝つ”という気持ちで走ります」と、課題も見据えながら力強いコメントを残しました。

チーム総監督を務める辰己英治は、「優勝したかったですが、苦手と思われている富士で最低限の結果を獲れた点は良かったです。ドライバーもチームも含めて、いいクルマを仕上げられたことは大きいのではないかと思いますね。ただ、勝てる力はあったはずなのに、タイヤ戦略なども含め、勝たせられなかったのは私の決断の甘さもあるかもしれません。次の鈴鹿では勝つことを考えたいですね。クルマはウェイトハンデを積んでも、その不利を吸収できるポテンシャルを持っていると思います。鈴鹿ではどういう戦略が採れるのか、この2週間検証して臨みます」と、さらに気を引き締めて次戦に向かう決意を語りました。

 次戦は8月27日(土)・28日(日)に鈴鹿サーキット(三重県)で開催されるSUPER GT第6戦「 45TH INTERNATIONAL SUZUKA 1000km」です。SUBARU BRZ GT300は昨年の同大会で3位表彰台を獲得しており、念願の優勝に期待がかかります。飽くなき挑戦を続けるSUBARU BRZ GT300の力走にご期待ください。

SUBARU BRZ GT300は2戦連続で3位を獲得
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