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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.09.19 17:11

LEXUS TEAM SARD 2018スーパーGT第6戦SUGO レースレポート

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スーパーGT | LEXUS TEAM SARD 2018スーパーGT第6戦SUGO レースレポート

 
 15周目には1分12秒886とタイムを更新。ヘイキはピークはソフト系の方が高いがミディアム系タイヤ方が安定してバランスも良いとのことで、20周目から可夢偉がドライブし、いつも通りヘイキが装着した2種類のドライタイヤを確認した。
 
 日曜の天候予測も含めミディアム系タイヤの方がロングも安定していてコンディションに合っていた。途中から強く降り出した雨により38周目からウエットタイヤの評価を実施。ウエットでも好タイムをマークした。公式練習走行の混走セッションではドライタイヤのタイムで9番手となった。
 
 10分間のGT500クラス単独セッションでは可夢偉がウエットタイヤの評価を引き続き実施。ドライとウエットの両方のタイヤを評価でき9番手で公式練習走行を無事終了。僅差の争いが予想される公式予選へ準備万端に整えた。

■公式予選

◆公式予選Q1:ヘイキがまさかのコースオフでノータイムに
 15日(土)公式予選開始時の天候は雨も上がり曇り。気温23度/路面温度25度のコンディション。22分ほど遅れて14時52分からQ1が開始。アタッカーのヘイキが公式練習走行でフィーリングの良かったミディアム系タイヤを装着して真っ先にコースイン。しっかりとタイヤに熱を入れて3周目からペースアップするヘイキ。5周目に本格的アタックに入ったヘイキは各セクターで自己ベストを更新していき、1分11秒817と3番手タイムを叩き出す。
 
 6周目もセクター1でコンマ2秒削りセクター2で若干遅れるもののタイム更新が期待された直後の鬼門のSPコーナーにてまさかのコースオフ、バリアに突っ込んでクラッシュするもヘイキに怪我はなく幸いとなった。
 
 結果、赤旗原因車両となってしまいすべてのタイムが抹消される判定に。6周目タイム更新が予想されQ1突破が見えていただけに悔しい結果に。だが速さはあるので決勝への巻き返しに懸けることとなった。

ヘイキ・コバライネン(LEXUS TEAM SARD)

■決勝

◆ウォームアップ走行
 16日(日)の天候は快晴に。クルマは前日のクラッシュにより深夜までリビルト作業が及んだが完全に修復され、再車検も合格。予選ノータイムであったが出走嘆願によりGT500クラス最後尾からのスタートが許された。
 
 気温25度/路面温度36度のコンディションのなか、20分間のウォームアップ走行が行われ、スタート担当のヘイキが7周走行。続いて可夢偉が6周にわたってクルマの確認を行なった。燃料を積んだ状態でクルマも問題なく心配されたQ1タイヤのダメージもなく安定したパフォーマンスを発揮し、決勝への準備を整えた。

◆決勝スタート
第1スティント:ヘイキが1stスティントを引っ張り順位を上げる
 16日(日)14時決勝スタート時点は気温26度/路面温度37度の晴れ。GT500クラス最後尾の15番グリッドから不退転の覚悟でスタートしたDENSO KOBELCO SARD LC500は、ヘイキが前方車両よりもペース的に速く走れる状況であったが狭いコースと厳しいハンディウエイトのためを抜きあぐね、チャンスを待つもどかしい展開が続いた。
 
 上位車両がペースが落ちていくなかでもヘイキからはタイヤは大丈夫と無線が入る。9位から連なる集団で一気に浮上する機会を窺いながらの走行に。全車がピットインしてもステイアウトする戦略で、前が開けると1~2秒もペースを上げ、ここが頑張りどころと猛プッシュするヘイキ。ピットアウト後に想定されるギャップを縮めて満を持して46周を終えピットインとなった。


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