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投稿日: 2019.07.02 14:00
更新日: 2019.07.02 12:57

ブリヂストン 2019スーパーGT第4戦タイ レースレポート


スーパーGT | ブリヂストン 2019スーパーGT第4戦タイ レースレポート

開催場所:チャン・インターナショナル・サーキット
開催日:2019年06月29日(土)~2019年06月30日(日)

■2019年 SUPER GT 第4戦 チャンインターナショナルサーキット[GT500]

大嶋和也/山下健太(WAKO’S 4CR LC500/BS)が第4戦のチャン・インターナショナル・サーキットでポール・トゥ・ウイン。チームにとって6年ぶりの栄冠

 シリーズ唯一の海外戦、タイ・ブリーラムのチャン・インターナショナル・サーキットで第4戦が開催された。これまでレクサスと相性の良いサーキットであり、今年も予選でポールポジションを獲得した大嶋和也/山下健太(WAKO’S 4CR LC500/BS)とともに順位アップしてきた中嶋一貴/関口雄飛(au TOM’S LC500/BS)と平川亮/ニック・キャシディ(KeePer TOM’S LC500/BS)がトップ3を形成。一旦トップを奪われた大嶋/山下組がピットインのタイミングでトップを奪い返し、平川/キャシディ組の追撃を退けて優勝した。

<予選>

 例年のタイラウンドに比べると気温、路面温度ともにやや低め。とはいえ40度以上の路面温度状況のなかでのタイムアタックとなった。Q1では開幕戦の岡山を制した野尻智紀/伊沢拓也(ARTA NSX-GT/BS)がトップタイムを叩き出し、これに3号車の平手晃平/フレデリック・マコヴィッキ(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R/MI)が2番手につける展開で、さらに第3戦の鈴鹿でポール・トゥ・ウインを飾った中嶋/関口(au TOM’S LC500/BS)が3番手につけた。

 しかしQ2で一気にタイムを伸ばしたのは、Q1を最終枠8番手で通過した大嶋/山下(WAKO’S 4CR LC500/BS)だった。山下がコースレコードタイムを更新。2番手に国本雄資/坪井翔(WedsSport ADVAN LC500/YH)そして、平手/マコヴィッキ組が3番手となった。

2019スーパーGT第4戦タイ予選日 WAKO'S 4CR LC500
2019スーパーGT第4戦タイでポールポジションを獲得したWAKO’S 4CR LC500

<決勝>

 この週末一番の暑さとなった決勝日。

 ポールスタートの大嶋/山下組はスタートでトップをキープ。その背後で4番手スタートの中嶋/関口組がスタートで1つ、そして6周目に2位へ上がるとトップに一気に迫った。

 そして29周目にトップへ躍り出て30周してトップ2がピットイン。作業が早かった大嶋/山下組が先にコースインしトップへ返り咲いた。序盤に8位まで順位を落としていた平川/キャシディ組はピットインを終えて一気に順位を上げて3番手に上がっていた。

 アクシデントでコース上に止まったマシンがありセーフティカーが3周に渡って入りレースが再開された直後、トムスチームの2台が接触、中嶋/関口組が後退。平川/キャシディ組はトップへ迫りサイドバイサイドのバトルが展開されたが最後は大嶋/山下組が突き放しトップを守ってゴール。チームにとっては2013年以来の勝利となった。


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