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スーパーGT ニュース

投稿日: 2019.07.04 16:07

K2 R&D LEON RACING 2019スーパーGT第4戦タイ レースレポート

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スーパーGT | K2 R&D LEON RACING 2019スーパーGT第4戦タイ レースレポート

2019 AUTOBACS SUPER GTRound.4 IN THAI 300km RACE

予選6番手からの追い上げ、今季初の表彰台へ!

公式練習 6/29(土)10:00~
天候:くもり 路面:ドライ 気温:30度 路面温度:35度

 年に一度、海を渡って戦いが繰り広げられるスーパーGT。今年もタイのチャン・インターナショナルサーキットで、第4戦が開催された。例年、猛暑に見舞われるものの、今年は薄い雲で覆われることが多く、また時折さわやかな風も吹いて公式練習は穏やかなコンディションのなかでの走行となった。
 
 今回、LEON PYRAMID AMGは黒澤治樹選手から走行を開始。蒲生尚弥選手と交互にドライブし、入念にセットアップが進められていった。全車が同条件とはいえ、事前のテストなく走行が開始されただけに、序盤は慎重に周回を重ねていたが路面状態の向上にセットがマッチするようになると、徐々にタイムが縮まっていく。
 
 特に終盤を担当した蒲生選手にその傾向が顕著で、GT300単独のセッションで着実にタイムアップ! 終了間際には1分32秒748まで短縮を果たし、トップに躍り出る。まずは予選、決勝に向けて上々の滑り出しを見せていた。

公式予選 6/29(土)Q1/15:00~ Q2/15:45~
天候:くもり 路面:ドライ 気温:33度 路面温度:44度

 前回に引き続き、公式予選のQ1は黒澤選手が担当。やはり上空には薄い雲が残ったままで、公式練習よりは温度は上がったものの、想定よりは低め。そのため、黒澤選手は普段以上にウォームアップを入念に行ってから、アタックをかけることとなった。
 
 確実にQ1を突破することを目標に、堅実な走りを見せた黒澤選手は1分33秒883をマークし、13番手を獲得。Q2にバトンを繋いだ。
 
 バトンを黒澤選手から託された蒲生選手、ウォームアップは短めにして徐々にタイムを上げていく。1分34秒台の連発の後、蒲生選手は公式練習で記したタイムを上回る、1分32秒633をマーク。終了直前のラストアタックこそ短縮は果たせなかったが、想定どおりのタイムを記していたのだが……。
 
 しかし、ライバルのタイムの上がり幅は予想以上で、上位2台はレコードタイムをも更新。そのため、LEON PYRAMID AMGは決勝に6番手、3列目から挑むこととなった。

決勝レース 6/30(日)15:00~
天候:晴れ/曇り 路面:ドライ 気温:33度 路面温度:46度

 日曜日は変則スケジュールが採られ、通常は決勝レースの前には20分間のウォームアップが行われるだけだが、その10分前にサーキットサファリが20分間設けられることに。
 
 日曜日になるとタイらしさを取り戻し、気温は35度近くにまで達し、本来のコンディションとなっていた。ことウォームアップでは、予選で失いかけていた自信を取り戻すこととなる、ここで蒲生選手が1分33秒748をマークしてトップに返り咲いたからだ。
 
「今のところ、まったく問題なし」と語る黒澤選手のコメントが、なんとも力強い。決勝のスタートは、前回に引き続き黒澤選手が担当。ようやく汗ばむほどの陽気のなかで、決勝レースは開始される。

LEON PYRAMID AMG(黒澤治樹/蒲生尚弥)
LEON PYRAMID AMG(黒澤治樹/蒲生尚弥)


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