87号車 エンジニアSeiji Hirai コメント

「ウォームアップではタイヤのスクラブ及びブレーキの焼き入れと同時に、戦略上重要になる“アウトイン”でのピット練習を行う。決勝スタートはクート選手が担当。順調に順位を上げ予定より若干早くピットイン、藤波清斗選手に交代してのアウトインスティントを遂行」

「第3スティントは高橋選手。この時点で実質のトップに立つことができ、更にGT500車両のクラッシュによるセーフティカーのため約1周のギャップを得ることになった。第4スティントは藤波選手。2度目のセーフティカーによりギャップがかなり減ったが、好ペースでの走行で、ギャップを広げて最終ピットへ」

「最終スティントはクート選手。2番手に対して十分なギャップがあるので、後続を見ながらタイヤとクルマをセーブしながらの走行になり、ベテランらしい安定した走行でトップチェッカーを受けることができた」

87号車 Tsubasa Takahashi コメント

「僕は3スティント目を担当。このスティントで長く走ることは分かっていたので、序盤はタイヤをセーブしながら走行した。本当にタイヤとセットアップが良かったので、全体的に良いペースで周回を重ねることができた」

「その後は藤波選手とアンドレ選手がチェッカーまでバトンを繋いでくれて初優勝ができた。僕にとって忘れられない1日となり、勝たせてくれたチームには本当に感謝したいです。そしてチームランキングも3位に上がったので、この勢いのまま次戦も攻めていきたい」

87号車 Andre Couto コメント

「予選の後に良いリザルトが期待できることは感じていた。決勝レースではクルマも良く、タイヤも安定していて良いペースで走行することができた。戦略はとても良く、ドライバーとメカニック達も良い仕事をした。チームJLOCとして素晴らしい結果でサポートに感謝したい。とても良い週末となった」

87号車 Kiyoto Fujinami コメント

「今回第3ドライバーとして参戦させて頂きスーパーGT初優勝は最高に嬉しい! オーナー則竹さんはじめ、チーム関係者の皆様、メカニックの皆様本当に良いクルマを用意してくれて感謝しています。本当にありがとうございました!」

「次戦以降は第3ドライバーとしての出番はないが、しっかりとチームと帯同し、色々な勉強させて頂きながら、JLOCの皆様と一緒に頑張っていきたい。今後とも宜しくお願い致します」

今戦は第3ドライバーとして登録された藤波清斗(中央)
今戦は第3ドライバーとして登録された藤波清斗(中央)

88号車 Takashi Kogure コメント

「ファーストスティントはコンディションとタイヤのマッチングの影響もあり、本来のペースではなかったかもしれない。セカンドスティントからは通常のタイヤに戻し、ペースも安定した。自身2回のスティントでは後続に迫られる場面もあったが、無事に防ぐこともでき、強さを発揮出来たと思う」

「元嶋選手も与えられた条件のなかで、素晴らしい走りをしてペースも良かったと思う。そしてチームのピット戦略と作戦、時々の的確な判断により結果として5番手に上がり、ゴールとなった。シリーズを考えるとここでポイントを稼げたのは大きく感じる。また87号車の優勝はチームとして本当に良かったと思う。88号車も続いて優勝できるよう頑張ります」

ファンにサインをする小暮卓史(マネパ ランボルギーニ GT3)
ファンにサインをする小暮卓史(マネパ ランボルギーニ GT3)

88号車 Yuya Motojima コメント

「決勝は自分の思ったような速いペースで走れず、苦しい展開だった。しかしチームの戦略、ピットワーク、小暮選手の素晴らしい走りのおかげで、5位でフィニッシュできたが、個人的には悔しいレースとなった。チャンピオンシップ争いもトップとの差が少ないので、必ず獲りに行きます!」

監督コメント

「みなさま有り難う御座いました! おかげさまで勝つことができました!必ずしも、得意では無い富士のサーキット、チームは長いレースを如何に味方に付けるか。ライバルには、200キロも軽いクルマ、2スティントどころか3スティント走れるクルマ、レースにはならない」

「ではGT3の上位を目指す戦略を取る。まず、予選は気にせずとにかく決勝をどう戦うか、2台ともに硬いタイヤを選択した。レースは、クルマ、ドライバー、メカニック、すべてミス無く走りきりました」

「87号車はエンジニアさんの戦略を、見事にドライバーさん達がタイヤを労わるロングディスタンス。運も味方に付け絶妙なタイミングでセーフティカーが導入され、事実上のトップに立ってからは、3名のドライバーが最後の周回まで素晴らしいタイムを刻み、2番手に30秒以上離す余裕のチェッカーを受けました」

「88号車は、王道の戦略にて、可能な限り1スティントを伸ばし、そしてタイヤは2本交換。ふたりのドライバーは、期待通りの展開を見せてくれました。エンジニアさんメカニックさんもミス無く、ウラカンGT3の力を出してくれました。但しあとワンランク柔らかいタイヤを選択していたら、ワンツーの可能性も充分にあったと思います」

「87号車は予選13位、決勝1位、88号車は予選15位、決勝5位と素晴らしい結果だと思います。12台抜きと10台抜き。益々順位争いは厳しくなると思いますが、2台ともにランキングの上位に入る活躍をしています。今後とも宜しく応援をお願い致します。スポンサー様、ヨコハマタイヤ様、JLOCの皆様、ランボルギーニ社。日頃のご後援感謝申し上げます!勝ちました!」

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