レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

スーパーGT ニュース

投稿日: 2019.11.27 11:43
更新日: 2019.11.27 12:21

LEXUS TEAM SARD スーパーGT×DTM特別交流戦 レースレポート

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


スーパーGT | LEXUS TEAM SARD スーパーGT×DTM特別交流戦 レースレポート

SUPER GT×DTM特別交流戦(富士)レポート

DENSO KOBELCO SARD LC500
DTM特別交流戦、激闘の末にアクシデントで
レース1:中山16位、レース2:ヘイキ14位に

『2019 SUPER GT×DTM特別交流戦』(11/23~24)
富士スピードウェイ(1周4.563km)
入場者数
金曜5100名
土曜2万2600名
日曜2万4100名
合計5万1800名

 今季を締めくくる夢のビッグイベント『SUPER GT×DTM特別交流戦』が富士スピードウェイで行われ、DENSO KOBELCO SARD LC500は、11月23日(土)レース1で17番グリッドからスタートした中山雄一が、上位陣を上回るハイペースで猛追。

 気合いの走りで順位を10も上げる7位にまで挽回したが、レース後半のセーフティカー(SC)解除後のリスタートで他車と接触。結果、16位フィニッシュとなったが来季に期待がかかる気合いの走りを披露した。

 24日(日)レース2では、16番グリッドからスタートしたヘイキ・コバライネンが、序盤ペースに苦しみながらも13位まで順位を挽回。11周目SC解除後のリスタートで他車と接触して19位にドロップ。

 気を取り直し攻め続け、2回目SC解除後のリスタートで大きく順位を上げたが激しい順位争いのセクター3で多重クラッシュに巻き込まる不運。手負いながら何とか生還してピットに戻り戦列復帰。最終的に14位フィニッシュとなった。

■事前情報

 11月23~24日、今季のモータースポーツシーンを締めくくる夢のビッグイベント『SUPER GT×DTM特別交流戦』が、富士スピードウェイを舞台にGT500クラス15台とDTM(ドイツツーリングカー選手権)車両7台が真っ向勝負となる国内初となるドリームマッチが開催される。

 今季シリーズランキング5位で終えたDENSO KOBELCO SARD LC500は、第1レースに中山が、第2レースにはヘイキが出走。レース形式は、23日(土)午前中に第1レース公式予選20分間、同日午後に第1レース決勝(55分+1周)が行われ、24日(日)は同様に第2レース公式予選/決勝が行われる。

 決勝でのピットストップはタイヤ交換1回が義務付けだが、ドライバー交代と給油はなし。全車ノーウエイトでドライバーを含めた最低重量が1075kgに規定される。タイヤはDTMで採用されているハンコックタイヤのワンメイクとなる。SGTチームは大半がハンコックタイヤの使用が初めて。21日(木)22日(金)に計5時間45分のテストおよび公式練習走行セッションが設けられ、そこで車両セットアップとタイヤ特性を把握しなければならない。

 一方、各レースで単独で乗車するドライバーの好みに合わせたセットにできるという状況でもあり、1名のドライバーによる単独レースで距離が短く、超高速全開のスプリントバトルが展開される。

 シリーズ戦を終えた各ドライバーが虎視眈々と表彰台を狙っており、DENSO KOBELCO SARD LC500を使用しての最後のレースに華を添えるべく剛毅果断に勝利を目指していった。

DENSO KOBELCO SARD LC500
DENSO KOBELCO SARD LC500

■公式練習走行

 快晴となった21日(木)からSGTタイヤテストとDTM合同テストの走行セッションが4つ設定され、午前中のタイヤテスト1で出だし2番手タイムからスタートしたが6周を終えたところでエンジン補機系のトラブルでストレートピット出口付近でストップ。午後のDTM合同テスト2から再び走行を始めヘイキが1分31秒198の15番手、SGTタイヤテスト2は中山が1分30秒718の9番手となった。

 雨となった22日(金)もSGTタイヤテストと公式練習走行の4セッションが設けられ、午前中のSGTタイヤテスト3は中山が1分50秒829の8番手、公式練習走行1は中山が1分50秒368の10番手となった。

 雨量など路面コンディションが変わっていくなか、車両セットは微調整で進んでいったが、タイヤについては内圧の調整がキーポイントとなる走行となった。午後のSGTタイヤテスト4はヘイキが1分53秒325の7番手、公式練習走行2は中山が1分53秒675の10番手で走行2日目を無事終了。

 2日間で1種類のドライ12セット、1種類のウェット3セットと普段のSUPER GTとは違うタイヤ数に制限され、タイヤ内圧とクルマのセット調整のバランスをうまく掴むのが難しい走行セッションとなり、翌日からの公式予選/決勝へ向けてシミュレーションを入念に実施して準備を進めていくこととなった。

DENSO KOBELCO SARD LC500
DENSO KOBELCO SARD LC500

■レース1(11/23土曜):中山雄一選手
・公式予選1:中山が変化する難しいウエット路面で17番手に


関連のニュース

スーパーGT レース結果