■チーム関係者コメント
安藝貴範 代表
今回は完敗でした。前戦の鈴鹿でちょっと周りに追いつけたかなと思ったんですが……。クルマの本来のポテンシャルが出せているのかどうか、まだ検討すべきところがありますね。重量(ウェイトハンデ)も原因ひとつかもしれません。ほかのクルマの速さをみていると、次のもてぎがAMGに合っているかどうかわかりませんが、やれることはまだあると思うので、次に向けて対策を練っていきます。
片山右京 監督
結果から言うと残念なレースでした。GT3勢ではGT-Rが速かったし、マザーシャーシ勢はタイヤ交換をしなくてもあれだけ速く走れる。ちょっと勝負権がなかったですね。今回、ウェイトハンデで66kg積んでいたし、ほかのタイヤも速かった。今シーズンを通してクルマを見てきて、良いところと悪いところも分かってきたので、できることをミスなく遂行してなんとかするしかありません。次の2連戦では巻き返したいですね。
谷口信輝 選手
重量のせいなのかはわかりませんが、とにかく速さが全然なくて。9番手でスタートして8位でゴールできましたが、これは地道に走って生き残っていたというだけで、ラッキーな8位です。この状況は本当に良くない。特にみんなセクター1が速かったんですが、次戦もてぎもこのセクター1のようなサーキットなので、速さを取り戻していかないといけません。
片岡龍也 選手
スタートしてからキレの良い走りもできず、淡々と走るしかありませんでした。とはいえ、途中はトップグループから離されなかったからチャンスがあるかもと思いましたが、勝負権を持つことができませんでした。クルマのバランス、ポテンシャル、あらゆるものが平均点で、悪くもないけど良くもないという状況です。むしろ問題があったほうが、直せば速くなるんですけど、何もないので。ちょっと深刻ですね。